若い女性に忍び寄るサルコペニアの影
[若い女性に忍び寄るサルコペニアの影]
サルコペニアとは筋肉量減少、筋力低下のことです。
当初、高齢者医療や介護領域で認識されました。
その後、介護予防に重要との考えから、対象が中年から若者に拡大しました。
日本の痩身の若い女性の摂取カロリーは、北朝鮮並かそれ以下とする
研究者もいます。
食事内容を考えれば、以下と考えるべきでしょう。
中学生を対象とした「給食が不味かった場合や好みの味ではなかった場合
どうしますか?」という調査で、男子生徒の70%が「残さず食べる」と
回答しました。
理由は、「腹がへるから」でした。
一方、女子生徒の場合、運動部を中心に30%でした。
「お腹が空い時はどうしますか?」との質問には「こっそりお菓子を
持って来ているので、それを食べる」と回答しています。
サルコペニア対策は筋トレですが、その前の段階で筋肉をつくるための
タンパク質やその他の栄養素を摂取していることが必須です。
非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)は基本的にはメタボに多い
疾患です。
しかし、痩身の若い女性にも増えてきています。
脂肪を分解するにはタンパク質が必要だからです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?