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スキゾ・エヴァンゲリオンを読んで

エヴァンゲリオンて何だろうと考える機会が多い。この本は、エヴァンゲリオンについて書かれたどの謎本よりも、より核心に近い事柄がインタビュー形式で描かれている。エヴァ制作関係者のお話なので、当たり前である。結局、と、まとめてしまうのがこのアニメにとって不可能であることは重々承知である。その上で特徴をあげるとするならば、一つは、アニメとしての完成度、かっこよさ。一つは、謎に包まれた懐疑的な雰囲気。一つは、庵野秀明の人間性。一つは綾波レイ。この4つである。長年この作品を追っている立場ではないのでまだまだ知らないことだらけである。もっと深掘りする必要があると感じている。とりあえず次はパラノを読もうと思う。