勝手にチャレンジ1000 0060ローズゼラニウム

0056レモングラスのところで触れたローズゼラニウム、やっぱり枯れてしまったようだ。

整理せねばなるまい。
先日、ようやく片付ける気持ちになって庭に出た。

数年間植えっぱなしでもじゃじゃになってるのではしのほうからパチンパチンとハサミを入れていく。
もう、太い枝もポキポキと折れる。時おり、まだなにがしか成分が残っているのか、カサカサと擦れると淡い香りが漂うのかかなしい。

長く伸びて絡まった枝の節々に新芽でもついてないかと思ったが、繁殖力の強いローズゼラニウムもカラカラになってしまったらさすがにどこにも芽はついていなかった。

ずいぶん切り詰めて、最初に植えた株がみえてきた。木化して硬くこぶのようになっていた。
抜かないとダメかな?

大きな茂みが除かれ、久々に日にさらされた地面にには、既にヨモギが生え始めているが、よく見ると株の根元に、畳まれたフリル状の小さな葉が見える。



ヨモギじゃないよね?

生きている。
このローズゼラニウムはまだ生きているようだ。

元々二株植えたのだが、もとの株から離れたところに生えたもの数本も、枯れた茂みの下から、発見され、それにもポツポツと新芽の膨らみがあった。


元茂みがあった部分のの最後部に二本、かつて日光を求めてひたすら伸びたのであろう、地を這うようにひょろひょろと伸びた枝があった。これは、生きていた。
弱い立場のものが繁栄を誇った茂みが枯れたなかで生き残っていて感慨深い(笑)。
これは、挿し木にしようと思い、切って水にさした。うまく出根したらいいけど。


しげみがなくなって、家と茂みの間を掘ったジョンの穴がむき出しになった。避暑、避寒、なにかと憩いの場所だったのに日差しが直撃だ。


途方にくれる、ジョンすけ。

というところまでが先週のこと。

このところの陽気で庭が一気に緑になってきた。
なにしろ春分の日辺りで四月の陽気になり、桜も満開。きょうはすこしさ寒かったが、それが平年の気候らしい。
暖かい気候で、強いローズゼラニウムはきっとどんどん育つだろう。
夏にはそこそこの茂みになって、きっとまた影を作ってくれることを、ジョンのためにも祈っておこう。

#gardenwork1000




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