【映画】ドントウォーリー

2019年5月3日 12:26

自分にはどうにもできない大いなる力（ここでは神や何か。何でもいい。）のもとで世界は動いていることを認識し、自分の無力さを認め、その力に身を委ねて自分を「無」にしなければ、周りの環境に気づくことはできないし、自分を知ることはできない。

病気、障害、理不尽で不都合な出来事が人生にはたくさん起こるものだけど、そもそも、人生なんてそんなに有意義なものじゃないって知っていれば、他者にも自分にも抱いている期待感や苛立ち、自己憐憫などの「不要な感情」があることに気付くことができる。

そして、その感情の原因になった出来事を受け入れ、許すことでしか、本当の意味での良い人間関係を築くことはできなくて、反対に、それができれば、人生は良い方向に向かうんだ、ってことを学んだ。

ほんとに知性溢れた、美しい映画だった。

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