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【拡散禁止】プロの社労士が教える最新退職勧奨・解雇事例

「会社を救うプロ士業 会社を潰すダメ士業」の執筆時にもご協力いただいた若林忠旨社労士に、最新の退職勧奨事例について聞いてきました。最近ではダイヤモンド・オンラインなんかにも掲載されて、飛ぶ鳥を落とす勢いの社労士です。ダイヤモンドに凄腕って書かれてますからね、本物

では、いってみましょうー

コロナ禍1年で増えた新しい退職勧奨・解雇とは?

若林さんによると、退職勧奨や整理解雇の相談や依頼は増えているそうです。コロナ禍からもう1年半が経とうとするいま、いくら雇用調整助成金が特例措置で延期されようともやはり限界はある。それでいうと倒産の前に最後には手を付けざるを得ないのが人件費

ただ、1年前とちょっと違うところがあるそうで、1年前のコロナ騒動の真っ最中はまさに「コロナ禍で経営が成り立たなくなった上でのやむを得ない解雇、退職勧奨」だったわけですが、現在はストレスによる解雇、退職勧奨事例が増えたそうです

コロナ禍のストレスで解雇や退職勧奨が増えたというのはどういうことか?コロナ禍で様々なストレスが増えていきました。テレワークの推奨や時短勤務、時短営業。外出の自粛や度重なる緊急事態宣言。単純に、長期化したコロナ禍騒動で日本人全員のストレスが無意識に高まったきた。そう言うこともできます。

ですから、これまで「我慢してきたこと」が我慢できなくなっちゃったわけです。例えば、若林さんの話の中であったのはこんな事例。

小さな会社の事例。コロナ禍以前から幹部が社長批判を繰り返していた。社長批判の中には的はずれなものもあったが、会社の意見もあり、受け止めるべきところでは受け止めていた。しかし、このコロナ禍でストレスがMAXになり、もう「我慢できない!」と解雇に踏み切った…

言い換えると、前には耐えられたことがこの状況で耐えられなくなってきた。そうとも言えます。堪えが効かなくなったとでもいいましょうか、感情論での解雇・退職勧奨事例は増えそうな予感です

若林さん「結局のところ、大人の喧嘩」

誤解のないように伝えておきますが、若林さんは解雇を推奨しているわけじゃないですからね。あくまで経営者などクライアントの相談に乗って、解雇しない可能性を探りながら解決策を練る。そういうスタンスです。

それでもなお、勤務を続けることが難しいとなれば退職勧奨などのフェーズに移っていくわけですが、若林さんに言わせると退職勧奨や解雇については、対従業員との感情の問題もありますが、最終的には「大人の喧嘩」。つまり、お金の問題になると言います

誠意だとか謝罪だとか色々ありますが、最終的に解決するのはお金(すみません、お金の名目はセンシティブ過ぎるので伏せさせていただきます)。だから、この問題は経営者がお金を積む覚悟ができるかどうか。これがひとつの肝になるわけです。社労士側からいえば、経営者にそういう大人の解決をする判断をしてもらうような提案が重要になってくるということですね(もちろんほかに解決方法があれば、それでいいんですけど)。

プロ士業になるために

冒頭で書いたとおり、若林さんは凄腕社労士です。経営者としても優秀で、おそらくLEGALBACKSの会員の中ではトップ3%に入る成功実践者だと思います

若林さんがいかにしてプロ士業、プロ経営者になったかといえば、それこそ様々な要因がありますが、私が10年近くご一緒させていただいてきて感じるのが「勉強熱心さ」「素直さ」「自己投資の躊躇のなさ」この3つに尽きると思います。

勉強熱心さはそのままですね。若林さんのFacebookとかの投稿を見ていると本当に読書量が半端ない。1ヶ月に30冊とか超えてんじゃないだろうかと感じる。素直さは学んだことを実践する素直さ。そして、実践する材料になるのがセミナーやコンサルティング等の「自己投資」。必要、と判断したらセミナーがどこで行われていても、そのセミナーが高額だったとしても即自己投資を決める。これを継続されてきたのだから、そりゃ成功するよねって話です。

私も初心を忘れず、実践していきたいと感じたお話でした。

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