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小堺桂悦郎氏に聞くプロ士業とダメ士業の違いとは?

いま思えば、「会社を救うプロ士業 会社を潰すダメ士業」は小堺桂悦郎先生との会話から始まりました。

2020年3月。コロナ禍が始まったときです。状況としては「オリンピックは開催されるのか?」「新型肺炎に感染すると重症化する」「世界中でコロナ禍によって死亡者が多発している」「ロックダウン?!」「緊急事態宣言って?!」「マスクが足りない」「政府から危機関連保証が?!」みたいな状況でした。要はコロナ禍の初期であり、混乱期です。

私はそれなりに人脈はそこそこある方だと思うのですが、中には医療関係者もおります。実は2020年1月下旬の時点で、「今回の新型肺炎騒動は、2003年頃に起きたSARSよりも厳しいものになるかもしれない…」という情報を入手しておりました。まあ、もちろんその情報が絶対とは思っていませんでしたが、それなりにヤバい状況は想定したつもりではありました。3月2日から会社は完全テレワークにしましたし、先手を打ってきたつもりではいます。

2020年3月。いよいよ空気が変わってきた頃。士業向けのコミュニティ運営(経営スクール)や情報発信をしている立場上、だんまり決め込むわけにはいかない…と判断し、適切な情報を出さなければと考え、当時の士業にはどんな情報が必要か…と考えたとき、真っ先に思い浮かんだのが小堺先生でした。小堺先生とはこんな方です。

資金調達コンサルタント界隈の生ける伝説

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・資金繰りコンサルタントとしてのキャリアは20年以上
・2000社を超える企業の相談に対応
・金融機関から引っ張った融資総額は100億円以上
・「なぜ、社長のベンツは4ドアなのか?」等
  累計100万部を超えるベストセラー作家

…と、一言で言えば「資金調達コンサルタント界隈の生ける伝説でありレジェンドそのもの」という方なのです。

ここ数年、様々なコンテンツ配信で小堺先生の力をお借りしていたのですが、コロナ禍の初期、まずは資金調達に関する情報を士業は手にするべきと小堺先生に声をかけさせていただき、会員向けに情報を配信。2020年3月から、とにかく資金調達さえできれば企業はなんとか生き延びられるということで、最新情報を毎月会員に届けてくださることになりました

ちなみに、最近仕事でご一緒させて頂いた長倉顕太さんら小堺先生旧知のコンサルタントがほぼ同じタイミングで小堺先生にオファーを出したそうです(苦笑)。みんな考えることは同じ←

小堺先生と配信に当たって打ち合わせを進める中で、「いま士業は何をすべきか?」という議論では「とにかく正確な情報発信。いま士業がそれをしなきゃ、なんのために普段顧問料もらってんだっていう話だよ。いま情報発信ができない士業は、正直(以下自主規制)」という辛辣な言葉を頂いたとともに私も完全同意しました

この危機に、だんまりを決め込むなら、もう士業なんて辞めた方が良い

この危機に、だんまりを決め込むなら、もう士業なんて辞めた方が良い
(これは私の言葉)

ということで、私も果敢な情報発信を始めました。私ひとりで足りなければ、ほかの専門家に話を聞く。感染者数が日々全国で1万人を超える現在(2021年8月)と比べれば、当時にそこまでの緊迫感は必要なかったのかもしれませんが、とにかく逃げずに情報発信しよう、ということで小堺先生の力を借り、資金調達に関する情報発信を続けました。

小堺先生の配信は、LEGALBACKSとLEGALMAGICに同時加入している会員が対象。この2つの会員に所属している会員を「L2」会員と呼んでいます。2020年3月から現在に至るまで、L2会員は毎月小堺先生から話を聞き、最新の融資状況、金融機関の状況などを把握し、クライアントに貢献してきました。

最終的に、企業はお金があれば倒産することはありません。それが借り入れだろうが自己資金だろうが、とにかくお金があれば倒産は防げるのです。ですから、プロ士業としては融資業務を取り扱うかどうかは別として、資金調達に関する情報を把握しておくこと、そして危機時にはすぐに動けるような体制を取っておくことが極めて重要です

小堺先生自身も、クライアントを抱えています。当然、中には飲食店や観光業などコロナ禍の影響をダイレクトに受けるクライアントも存在しました。ところが、そこはさすが小堺先生。なんとこのコロナ禍にすべてのクライアントの資金繰り状況を改善させたとのことです

ちょっと配信のネタバレですが、コロナ禍によってコロナ融資が出ました。セーフティネット保証4号、5号、そして危機関連保証まで出たことによって、資金は潤沢の調達できる。それなら、この危機にすべてのクライアントの資金繰り状況を改善してしまおうと考えたそうです。小堺先生のクライアントは2021年8月現在、資金繰りの悩みを抱えているクライアントはほぼいないそうです(リスケしている会社や債務超過の会社も以前はあったのだとか)。

もちろん、士業ならばそれぞれの専門領域があると思います。でも、危機時にはやはり資金繰りが最大の課題になります。L2では毎月小堺先生の配信を聞くことができ、配信時にはチャットで回数無制限で相談できます。ですから、資金調達を仕事にしている士業なら、毎月金融情勢を把握することができ、小堺先生にリアルタイムで質問ができるわけで、もうほかで学ぶ必要もないでしょう。これから資金調達業務を取り扱いたい人も、なんでも聞けます。

それにしても、普段も格好いいですけど、小堺先生のコロナ禍の初期の言動は痺れました。こういう人が本当のプロなんだなって。私としては、もちろん、資金調達業務について小堺先生から学ぶというのは重要なんですけど、そのメンタリティやスタンス、マインドなんかもいまの士業にぜひ学んでほしいと思います20年以上、クライアントから支持されている人ですからね

小堺桂悦郎先生の毎月の配信は、LEGALBACKS&LEGALMAGIC(L2)のご入会でご視聴いただくことが可能です。こちらからお申し込みください。なお、単発受講の希望やその他お問い合わせはパワーコンテンツジャパン株式会社のウェブサイトか、パワーコンテンツジャパン株式会社公式LINEアカウント、または横須賀輝尚のSNSアカウントのDM等でお問い合わせください。​

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