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【2021上半期】100いいね!を超えた士業ノウハウツイート13選

こちらの記事にあるとおり、馬車馬のようにツイートします宣言してから約2週間。閑古鳥が泣いていた私のTwitterアカウントも、ちょっとずつ賑わってまいりました(ありがとうございます)。

Twitterなので、当然タイムラインは流れていきます。結構一所懸命ツイートしているつもりなのですが、最近こんなリプライを頂きました。

なるほど。ツイートを遡って読む人もいるのか…

はい、もうおわかりですね(というかタイトルになってるし)。2021年上半期。遡ってまで私のツイートを読んで下さる方がいるなら、過去のツイートをまとめようじゃないか!さらに!単にツイートをnoteに埋め込むだけじゃ芸がない。よし、100いいねを超えたツイートの解説までしてしまおう!

そう思いついた自分を○したいです(めちゃ大変でした笑)。

そういうわけで、一所懸命まとめてみましたのでご覧ください!

*まとめの基準
・いいね!が100を超えたツイートのみ抜粋
・掲載時に100が基準なので、減ってても気にしないでください
・時系列に掲載
・がんばりました←

内容としては、即レスの内容について。相談や問い合わせが来たら、ついつい完璧な回答を求めすぎて調べたりなんだりして最初のレスポンスが遅れてますよって話。

クイックアンサーの前にクイックレスポンス。まずは「問い合わせありがとうございます、すぐに確認して折り返します」みたいなものが最初にあると、お客は安心できますよね、ってことです。この「反応が早い人」は紹介も増える傾向にあります

ちなみにこれは松本淳さんにお会いして色々レクチャーして頂いたあとに初めてツイートしたもの。いきなり1000いいね超えて松本メソッドすげえ!!!と驚嘆しました。詳しくはこちらの記事を参照してください。

次のツイートです。

これは結構反論も来たやつです。私としては、専門を持つことは悪いことじゃないし、専門外の仕事を受けないっていうスタンスを否定したかったわけではなく、お客に対するメンタリティについて追求したかったツイート

専門外だから、何もしないで断るというのは、専門家のメンタリティとしてどうなの?というメッセージだったのですが、結構勘違いされてました。営業的にもこの「あらゆる案件をいったん受ける」というのは大事で、お客はあなたでなくても、問題が解決すれば良いわけです。だから、専門外なら誰かを紹介すればいい。

こうした自分の専門外の仕事を断って紹介もしないで放置すれば、その人からまた相談がくるってことはまずないでしょう。長期的に考えて、普通に別の専門家を紹介して喜ばれれば良い。まあ、いわゆる返報性の法則ですね。良いことは良いことで返ってくる。悪いことは悪いことで返ってくる。そういうことです。

値下げのツイート。これは士業側の本音だと思います。書籍「プロ士業」でも結構書いたのですが、これは経営者側にも知ってほしい内容ですね。実際、値下げをされると困るわけです。ツイートの内容のとおり、優先順位を下げざるを得ないし、(通常報酬をもらっている)ほかのお客と同じレベルの仕事をするわけにもいかないし。悩みどころ。

ポイントとしては、値下げの場合は「ここまでなら下げても良い」って基準を決めておくことです。値下げしたまま受任するともやもやしますよね…なので、最初からここまでが値下げの限界!というのを決めておくのがベスト。基準を下回ったら断る。これでスッキリします。

さらに、値下げを防ぐ手立てとしては値下げ要請を受けたときに、「値下げするのはできますが、その価格だとここまでしかできませんね」みたいにサービスの内容も減らしてあげるとお客も真剣になり、同じ土俵で話せることなります。お客の言う値下げはサービスそのままの値下げなので、サービスを減らすと真剣になります。必要なサービスは必要ですからね

では次ー

2つのツイートまとめて解説。これは結構根深い問題だったりします。自分のアイデンティティが士業だと、士業以外のビジネスをすることに違和感を持ってしまう。だから、アイデンティティを外せ…ということなんですが、具体例の方がこれはわかりやすいでしょう。私の場合。

もともと行政書士で開業し、なんでも屋的に業務を受けていました。紆余曲折ある中で、行政書士業務の非コントロール性に気付いたんですね。行政書士に限らず、士業の業務は顕在ニーズがもとになって生まれる仕事。頑張って営業しても相続が発生していなければ相続業務を受任することはないし、許認可だって取る必要性がなければ営業しても意味がない。そこで、自分から仕掛けられるビジネスとして、セミナーやコンサルティングの仕事を選択しました。

あんまり丁寧に書いていくと超長文になっちゃうので端折りますが、その中で私は起業家支援をしたいと思ったんです。このとき、自分のアイデンティティが行政書士だと、会社設立、許認可取得、契約書作成くらいしか業務がないわけですでも、アイデンティティを起業支援コンサルタントに変えれば、セミナー、コンサルティング、ビジネス教材製作とかまで広がっていく。このように、自分のアイデンティティ(コンセプトとも呼んでます)を変えることで、ビジネスが広がる。そんなツイートでした。

YouTubeでも解説してますので、興味のある方はこちらもどうぞ。

今度のツイートは、値下げの逆。高額報酬実現のためのツイート。

結局、あなたが「士業」としてお客に認識されていたら、他事務所との比較になってしまうわけです。なので、いかに「普通の士業事務所とは別個のものなのか」を伝えることが重要になります。

合わせて、現在の問題の解決と代行作業にかかる費用は「コスト」。これに対して、実現したい未来に必要なものは「投資」になる。これも覚えておくと良いと思います。だから、経営者にどんなゴールを描いているかを尋ねることは本当に重要なことです。未来に向かって必要なものなら投資する。でも、無駄なコストは支払いたくない。これが経営者心理ですね。

次も報酬に関係したツイート。

まあこれはツイートそのままなんですが、私も1回痛い思いをしたことがあります。一度依頼を受けて報酬もきっちりもらって。同じ方からリピート依頼をいただいたので「まあ、まず間違いないだろう」と印紙代を立て替えてしまったのが大失敗。手続きが終わったあと、見事に連絡が取れなくなり、報酬どころか印紙代も返ってきませんでしたとさ。

長いこと士業やっていれば、債権回収の問題に1度くらいはぶつかるものですが、小口の債権回収って本当に難しいんですよね。次は事業計画に関するツイートですが、これも実は顕在ニーズに関するツイートだったりします。

例えば、広告費を月1000万円くらいかければ、マーケットと広告費の関連で業務がないってことはまずありえません。マーケットがあれば、一定数ニーズは発生しますから。でも、数十万円くらいの広告費だと広い市場にリーチすることは不可能で、要は広告費かけても業務量の確保が難しいことになります。まあ、顕在ニーズの業務ならではですね。と、このように士業の業務はコントロールが難しく、結果論になりがちな性質を持っているわけです

なので、事業計画よりは行動計画。いつ何をするか?を重視して行動の計画を立てる。これが士業の場合の正解。そしてもっと安定させたいなら、「資格起業家になる!」を読んでみてください。コンテンツビジネス、コンサルティングビジネスを扱うと、驚くほど安定するようになります

*資格起業家になる!成功する「超高収益ビジネスモデル」のつくり方
2005年に日本実業出版社より刊行。LEGALBACKS(旧経営天才塾)の原点となった書籍。2019年全文無料公開。

これ、本来は当たり前のことなんですが、案外できていない士業も多いです。もちろん、自分自身のスタンスにもよるので、人それぞれと言ってしまえばそれまでなんですが、このハブ機能を持っている人は重宝されます。

例えば、起業支援(会社設立)を行う司法書士なら、

・税務(税理士)
・労務、助成金(社労士)
・知財(弁理士)
・資金調達(融資)
・補助金
・保険
・クレジットカード

なんかの専門家をハブ的に紹介できたりすると、重宝されますよね。となると人脈が重要になってくるわけですが、なんだかんだ人好きな人に仕事が集まるのもわかる気がします。さあ、解説が終わるまでもう一息!(←自分に言い聞かせてる)

お金ね。これはツイートのとおり、無駄な融資を嫌う税理士も多いんだけど、私はとにかく借りる派。自社でも借りるし、会員にも経営者の知り合いにもとにかく借りとけって言う。でもこれは真実で、本当に金融機関というのは決算書の良いときは貸してくれるし、なんなら借りてくれって頼まれるんだけど、業績が悪ければ当然貸してくれない

そして、お金があって潰れる会社・事務所はないんです。だからできるだけ借りて、それも複数の金融機関から。これをやっておくと盤石です。このあたり詳しくなりたければ、小堺桂悦郎先生に教えを請うのが最強です

あと3つ!

これは持論。スペシャリストも極めるところまで極めれば本当に大きな差別化になるけれど、中途半端なスペシャリストは代替性を持つから危険という発想。ならば、ゼネラリスト的な面も合わせ持ち、稀有な人材を目指そうってことです。

「わけわかんない人」は、ちょっとふざけた表現に見えると思いますが、色んな未来予測本には「何をやっているのかよくわからない人材が生き残る」という識者、結構多いんですよ。AIとかの代替が難しい存在になれってことですね。ラスト2!

まあ、これは話題になっていたので乗っかった感はありますけど、そのツイートを見て落ち込んでいる人がいるだろうなぁと思って発したツイートです。結構、士業は同業と自分を比べがちなんですよ。特に同時期、同年代、同地域の同業者とはついつい比べてしまう。

でも、比べることに意味なんて本当にないんです。目の前のお客を幸せにすればいいし、自分が稼ぎたい金額まで稼げばいい。つまり、自分の成功の定義ができていないから、他人と比較してしまう。

他人の成功を追いかけても、不幸なだけです。自分の幸せと成功を定義しましょう。そのあたりは「おかぼく」に書いてあります(全文無料で読めます)。

ついに最後!

ちなみに100いいね!いかなかったのでツイートは掲載していませんが、紹介される人については、まとめツイートもしました。

*仕事を紹介されやすい人の共通点
仕事ができるのは当然として、
・即レス
・話好き
・紹介元を大事にする
・明るい
・SNSコミュ上手い
・褒め好き
・フッ軽
・中間報告が多い
・清潔感がある
・人間的な信頼感がある
・理念がある
・紹介を喜ぶ
・自分からも紹介する
・欲しがらない
書ききれない←

はい、そういうわけで【2021上半期】100いいね!を超えた士業ノウハウツイート13選でした。次回は2022年1月ですかね。それまでも馬車馬ツイート続けようと思っていますので、ぜひTwitterで絡んでくださいませ!この長文を最後までお読みいただき、ありがとうございました。



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