見出し画像

甲子園メディカルサポート 2023年08月


参加のきっかけ

全国高校野球選手権が毎年夏に阪神甲子園球場で開催されます。
開催運営には様々な人が関わりますが、理学療法士もその1人です。
球児が安心してプレーできるよう、夏の高校野球選手権大会のメディカルサポートに2017年から毎年参加するようになりました。

サポート内容

・試合前のテーピング
・試合中や試合後にアクシデントが起きた時の対応・処置
・選手が試合中に飲むドリンクの準備
・投手の投球後におこなうアイシング
・試合後に行われる医師の検診の補助等
以上を数名の理学療法士が分担して終日試合を見守ります。

合間の観戦

普段観戦する時と違い
「今のプレーでどこか怪我してないかな?」
「さっき巻いたテーピング取れかかってないかな?」
「脚の動きが悪いけどけいれんしたのかな」
など、普段とは違う緊張感で観戦します。
怪我の処置した選手が、
「ありがとうございます!お陰で大丈夫になりました!」
と言われると本当に嬉しい気持ちになります。

決勝戦を観戦して

第105回全国高等学校野球選手権記念大会の決勝は神奈川代表の慶應義塾高校と宮城代表の仙台育英高校の試合になりました。
5回表の猛攻が奏功した慶應義塾高校が勝利し、107年振りの優勝に甲子園球場の多くの人が歓喜しました。
1970年と1971年に神奈川の桐蔭学園と東海大相模が連続で優勝して以降「神奈川を制する者は全国を制する」と言われています。
今大会はその格言通り、神奈川大会を制した慶應義塾高校が全国制覇しました。
今回の活躍を期にし、神奈川高校野球の発展を願っています。

最後に

東京オリンピックの際も理学療法士が大会運営をサポートしていました。様々なスポーツイベントの黒子として理学療法士は活動しています。
皆様の生活と同様にスポーツ選手が全力でプレー出来るように、これからも支援したいと思います。

理学療法士F

いいなと思ったら応援しよう!