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PC版からNIKKEを始める方へ

お尻の揺れが気になるゲームへようこそ。
これから指揮官にはリセマラで最初に引くべきor引いたら嬉しいNIKKEを教えようと思う。

私は綺麗事を言わない。
気になるケツのNIKKEを狙えだとか、気になる胸のNIKKEを選べとか、気になる顔の女を選べとか、そんな甘っちょろいことは決して言わない。
必要なNIKKEを紹介する。


必ず必要とされるキャラクター


このゲームには必要なNIKKEが大きく分けて三種類いる。
いかなるプレイヤーも、この三種類のNIKKEは必ず使用することになる。

  1. バーストⅠのNIKKE

  2. バーストⅡのNIKKE

  3. バーストⅢのNIKKE

以上の三体のNIKKEが必要になる。
なぜならこのゲームは、一般的な必殺技を撃つために条件があるからだ。

必殺技(以下バーストと呼ぶ)を発動させるためには、バーストゲージを貯める必要がある。
バーストゲージは敵に攻撃を当てることで上昇し、ゲージが満タンになるとバーストⅠのNIKKEがバーストを撃つことができる。
そしてバーストⅠのNIKKEがバーストを撃つことで、バーストⅡのNIKKEはバーストを使うことができるのだ。
もちろん勘のいいあなたなら分かるだろう。バーストⅢを撃つためにはバーストⅡのNIKKEがバーストを撃つ必要があるわけだ。

つまりこのゲームはバーストⅠからⅢまでの三体は必須になる。
ここでバーストⅠからⅢまでの特徴を教えよう。

バーストⅠ、そしてバーストⅡのNIKKEの特徴は、バーストスキルのクールタイムが20秒、40秒、60秒であることだ。
そしてバーストⅢのNIKKEの特徴は、バーストスキルのクールタイムが一律40秒であること。※今後バーストⅢでも20秒、60秒のNIKKEが実装される可能性はある※

もちろん勘のいい指揮官は理解したことだろう。
バーストⅠ、バーストⅡは20秒のNIKKEを選択し、バーストⅢのNIKKEを二体部隊に入れることで、20秒毎にバーストをループできるのでは?

正解である。
あなたにはNIKKEの才能がお有りのようだ。

しかしこのゲームは五体のNIKKEを部隊に組み込むことができる。
上記の理想部隊では四体で十分となるが、一体分の余裕があることで戦略が広がるのである。

  • 40秒でバーストできるNIKKEを二体入れることで、バーストⅠ、バーストⅡにおいて40秒二体による20秒バーストを実現する

  • 最後の一枠に60秒のバーストを持つNIKKEや、ピンポイントで必要なバーストスキルを持つNIKKEを組み込む

というメリットが生まれるのだ。

さて、前置きが長くなってしまったがここで必ず引くべき有用なNIKKEを説明しよう。



人権と呼ばれるNIKKE


ソーシャルゲームにおいて人権という言葉は必ず耳にするが、NIKKEにも当然人権と呼ばれるキャラクターが存在する。

このゲームは戦力という数値が存在し、レベルや装備、スキルレベルでその数値が増減する。そして敵部隊との戦力差によって、攻撃力にペナルティが発生するのだ。

そのため格上に挑戦する機会が増え、格上になればなるほどそのペナルティは重くのしかかり、キャラクターパワーを必要とする。
戦力さえ上回ればほとんどのNIKKEはそれなりに戦えるが、しかし現実問題として最も弱いNIKKE五人を連れていく場合は、戦力によるペナルティがなくとも倒せないボスは存在しうる。
それほどまでに、このゲームはキャラパワーの格差が酷い。

開発はアッパー調整を行うと言うが、そもそも致命的なボスのバグなどを残して一月経つような状況でまともなバランス調整など期待できないのだ。

そうならないためにもこのゲームを始めないことが一番だと思うが、私が必要なNIKKEをここの書き残しておく。

念のためにもう一度書くが、私は甘い言葉は使わない。
最初の数体に関しては、こいつは使える、汎用性が高い、などではない。
誰もが使うNIKKEを、誰が聞いても強いと感じるNIKKEをピックアップして紹介しよう。

ちなみに筆者はこのゲームに十五万ほど入れている。
上位勢と比べれば鼻くそのようなものだが、ノーマル全ステージをクリアし、特殊個体アルトアイゼン以外の全てを挑戦一、二回で討伐できる最低限の力ある指揮官の意見だと思って受け止めてほしい。


ピルグリム:モダニア(☆☆☆☆☆☆☆)

サービス開始してから実装された、最強のNIKKEである。
ピルグリムと呼ばれるNIKKEはウィッシュリストに入れることができず、後から狙って手に入れるのが非常に厳しいNIKKEである。

そのピルグリムは非常にユニークな能力を持ってるNIKKEが多いのだが、その中でも最も、文字通り一番有用であるモダニアについて説明しよう。

モダニアはほぼ単体火力最強である。
新人の指揮官に具体的な数値を出しても分からないとは思うので数値を出すことはないが、fps60を出せる端末でNIKKEをプレイしている場合は、ほとんどの状況下でトップDPMを出すことができる。

それはなぜか?

モダニアはマシンガンを使用するNIKKEだからである。マシンガンは継戦火力に優れ、単体火力に優れている。
このゲームにおけるマシンガンは弾数が多く、最初の数秒で弾丸発射速度を急激に上昇させ、マシンガンという名にふさわしい速度で弾丸を放つことができる。数百という弾丸はものの一瞬で消費され、放った弾の数は必ず部隊で一位になることだろう。

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     \( ^o^)/   うわああああああああああああああ!!!!!!!!!! 
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      │  │    ~○~○~○~○~○~○~○ 
      │  │  ~○~○~○~○~○~○~○~○~○ 
      (  ω⊃~○~○~○~○~○~○~○~○~○~○~○ 
      /  \ ~○~○~○~○~○~○~○~○~○~○ 
     /    \   ~○~○~○~○~○~○~○~○ 
    /      \ 
   /        \ 

それゆえに唯一のデメリットとしてリロード後の立ち上がりは火力が出ないという不安事項もある。
阻止部位破壊タイミングでもたもたと弾速を上げている間に殺されることは珍しくない。

さてさて、マシンガンが強いというならば他のマシンガンも条件が同じなのでは?と思うだろう。

だがモダニアはパッシブスキルによって、弾丸一発に追加ダメージが発生する。
その時点で通常時の攻撃力は、他のマシンガン使いの三割以上の火力を誇るわけだ。弱いと思うか?

モダニアはバーストⅢのNIKKEである。
その中で唯一モダニアだけが、フルバースト時間を五秒延長する能力を有している。

このゲームはバーストⅢを使用するとフルバーストと呼ばれる特殊な状態に突入し、十秒間全てのNIKKEの攻撃力が1.5倍になる最強のシステムが存在する。
つまりモダニアがバーストを撃つと、その強力なフルバーストが五秒間延長され、十五秒間フルバーストを継続できるということだ。

これだけである程度の強さは伝わるだろう。
もちろん特定のシチュエーションにおいて、この五秒延長というバフがデメリットになりうる場面もある。
しかしこのゲームをプレイしていて、そのデメリットに直面することはそう多くはない。片手で数えるくらいのものである。

そしてモダニアはフルバーストが発動してから十五秒以内に200発攻撃が命中すると、自分に攻撃力アップのバフをかける。
しかもその数値は中堅の火力バッファーでよく採用されるバーストⅡのポリの効果量に匹敵し、マシンガン武装のNIKKEの中でも確固たる地位を獲得しているのだ。調整したやつ頭悪すぎ。

だが強さがそこで終わらないのがモダニアである。
モダニアのバーストⅢは通常攻撃力がダウンしてしまう代わりに、通常攻撃が範囲攻撃になるとというものだ。しかもフルバースト中は弾数無限である。意味が分からない。
ボス戦だけにシチュエーションを絞ればダメージ低下を引き起こす場面も多いが、五秒バースト時間が伸びるという特性上部隊内のNIKKEのダメージを結果的に上げることになる。ボスによっては攻撃力ダウンしてるのになぜか複数ヒットしてダメージが増える場合もある。バカだわ。

そうなのだ。
モダニアの真価は通常時の最高DPMという目玉にくわえ、この範囲攻撃が担っている。

このゲームは小型の敵の処理速度が重要になりがちで、初期の頃はハランと紅蓮が共に評価されていた。
この二体はセットで使う指揮官がほとんどであったのだ。
紅蓮とハランはバーストⅢのNIKKEで、バーストスキルが強力なダメージを持つ全体攻撃である。雑魚を簡単に処理できることが高く評価されていたわけだ。

だがこの二体のNIKKEに対して、モダニアはどうだ?
十五秒間範囲攻撃を無限に放ち、バーストを使用した後も継続的に範囲火力で敵を殲滅する。
しかも殺すべき敵をピンポイントで狙えるのである。

このゲームには恐ろしいもので、自爆特攻をしてくる悪魔のような敵が存在する。
数々のプレイヤーにクソゲー削除しろと言わしめたクソエネミーである。
あるいは強烈な射撃によって、NIKKEを一撃で粉砕する恐ろしい敵も存在するのだ。
数々のプレイヤーにクソゲー削除しろと言わしめたクソエネミーである。

そのような敵をバーストを使用した十五秒間、安定して行動前に葬り去ることができるモダニアのことどう思うsiri?

ありえない。
まさしく最強である。
よく比較対象にあがるモダニアと紅蓮、どちらが欠けてもいいなら?と、問われたとしよう。
モダニアと答えるやつがいたらモダニアを縛って全てのコンテンツをやってほしい。
頑張れば抜けられるかもしれないだろうが、このゲームの難易度が爆上がりするだろう。二度とその口が紅蓮最高などとほざけなくなるのは確定的に明らか。
ネタバレになるので言えないが、モダニアは可愛くて強くて最高の存在なのだ。ちちでっか。呼吸しただけで揺れる乳。泣きながら乳強調すな。あうあうあ^p^

有用性を語るのはまだ終わらない。
このゲームはボスが撃墜可能なミサイルを撃ってくることがある。
継続的に何十発も放たれるそれをボスごと巻き込んで処理し続けることができるのはモダニアだけである。
一応ベスティーというNIKKEも似たようなことができないわけではないが、モダニアの汎用性からすればまともに使い物にはならない。ちなみにベスティーはバーストで1ダメージを連打し続ける最弱のネタキャラだった時期があった悲しい女である。くぎゅううう。可愛さはティア0。

あらゆる場面において腐ることがないモダニアは、このゲームで唯一性のあるアタッカーなのだ。

リセマラ時、このNIKKE無しにゲームを始めるのは縛りプレイであると言えるだろう。私が日本に転生したら百回モダニアリセマラをするし、その内一回はモダニア紅蓮出るまで粘るに違いない。

最近実装されたステージでは撃墜できるミサイルにはダメージが1しか入らず、手数が必要となるギミックも出てきた。
後述するが、単体火力が高いが弾数の少ない紅蓮ではだめなのだ。
モダニアにのように単体火力が高く、継続的に攻撃できて、しかも弾数と手数が多く、バーストを使用する複数にまで当たってしまう。

まさに最強なのである。汎用性が高いという言葉では済まない。
どこにでも適正がある、まさにティアゼロを欲しいがままにするNIKKEなのだ。
評価サイトにおいて、モダニアより紅蓮というNIKKEが格上であると書かれるサイトも多いだろうが騙されてはいけない。
確かに紅蓮はモダニアの次に語るほどに強力なオンリーワンだ。
しかしどちらが最強か?と言われれば圧倒的にモダニアである。

ちなみに特殊個体におけるモダニアの出席率は5/5だが、紅蓮は4/5である。
そしてその他のコンテンツにおける出席率はモダニアが100%で、紅蓮もまた100%である。
モダニア紅蓮は地上探索にて最強なのだ。
だから必ず引くのだ。
モダニアを引けずにリセマラで20体キャラを確保しても、モダニアがいなければゴミ山である。

その価値は初めて手動でプレイしてステージをクリアしようと思い至った時に、隣で佇む置物のようなバーストⅢと比較した瞬間に理解することだろう。


ピルグリム:紅蓮(☆☆☆☆☆☆)

サービス開始から存在する、最強のNIKKEである。今はモダニアがいるので二番手である。指揮官の半分は否定するかもしれないだろうが、私の中では二番手だ。
ピルグリムはウィッシュリストに入れることができないため、モダニアと同じく後から狙って手に入れるのが非常に厳しいNIKKEである。

紅蓮は特殊なアサルトライフル使いである。
何が特殊なんだと聞かれたら、答えてあげるのは世の情けなので仕方なく答えてやるが、マガジンの数は通常の1/3になってしまうが、攻撃力は他のアサルトライフルの二倍という非常にユニークなNIKKEなのだ。
初めて使用した時に弾数20発wwwwwすっくなwwwwwwwと笑うだろう。しかしそのダメージ表記を見た瞬間、隣で豆鉄砲を撃つアサルトライフルと比較し目を疑うことは間違いない。

強力な全体攻撃をバーストで放つことができるシンプルに強いNIKKEである。
同じく強力な全体攻撃のバーストを使用できるNIKKEにハランが存在するが、サービスイン時はスナイパーライフルとロケットランチャーを持つNIKKEだけが利用できたバグが存在した。
スナイパーライフルを扱うハランはそのバグの恩恵が非常に強力で、紅蓮とハランは頻繁に話題に上がったものである。
常にどちらが強いかという論争を繰り広げていた。誰がどう見ても紅蓮の方が強かったが、オーバーダメージを無視してダメージ量だけ見るならハランもなかなかぶっ飛んではいた。

さて、ここで突然ハランの話が中心になるが、ハランは最強というには少しパワーが足りない。
なぜならハランは敵を倒すことで攻撃力を上げるバフを持っているため、ボス戦では理論上の最高火力が出せないからだ。そんな高圧的ななりして雑魚専門とかかっけーっす。
だが、ハランは決して弱くはない。
バーストは全体攻撃にも関わらず、そのダメージ倍率は高い。
そして通常攻撃はフルチャージで放つ限り、常に弾丸は貫通し続けるのだ。タイミングによってはまとめて敵を倒せたり、一部のボスにはワンショット4ヒットすることで安定して高ダメージを出せるシチュエーションもある。

もしこのゲームに紅蓮とモダニアがいなければ、ハランは人権と呼ばれるNIKKEであった可能性は残されていた。それほどのポテンシャルを秘めていたのが、ハランという存在だ。

と、ここまで語っただけでおおよそ察しがついているだろう。

そんなハランがバグを利用しても、紅蓮と比較されるほどに紅蓮は最初から今までずっと強いのだ。

その強さの理由は、紅蓮のパッシブスキルにある。
紅蓮は通常攻撃が10発命中するだけで、攻撃力アップのバフがかかるのだ。
そしてそれは5スタックする。
その攻撃力バフの効果量は、先程話題にしたポリより少し低いくらいの数値である。それが5スタックするのである。

そう、5スタック、するので、ある。

紅蓮が最強な理由は、このバフにある。

そして多くのNIKKEの不幸の始まりは、攻撃力アップというバフにあったのだ。
このゲームの攻撃力アップは、計算の途中ではなくほぼ最後に乗算されるという恐ろしい仕様なのである。
クリティカルダメージアップと聞けばほとんどのゲームで強力だと推測するパラメータだろう。
だがクリティカルダメージに関連するバフは中間で計算されてしまうせいで効果値が空気となり、さらにこのゲームはクリティカル発生率を伸ばしにくく、攻撃力バフ至上主義のゲームバランスになってしまったのだ。人間を自称するならはよ修正しろや。

そんな攻撃力バフ最強環境において、通常のアサルトライフルより装弾数が1/3に減り継続火力が低下したものの、瞬間的な火力は二倍になった紅蓮が、ゲームでも屈指の攻撃力バフを自前で発動できる。
しかもお手軽5スタックできて二十秒経つ頃にはダメージ増加量は二倍以上だ。このNIKKEの調整したやつは多分アホ。義務教育からやり直すべき。

異常な事態である。その異常な火力を持つ紅蓮をも上回るモダニアは化け物なのだけど。解析で弱いと言われ続けたモダニアは、正式実装で数値が増加していたという話もある。

これだけの化け物が、その攻撃力バフを引っ提げてバーストスキルで全体攻撃を放てるのだから世も末である。

弱いはずがない。
それはハランを最強の一角にしていたバグが直ってしまった時に、ハランは産廃だと世の最強厨が騒ぐくらいには、紅蓮は壊れていたのだ。使用率はハラン紅蓮に匹敵していたが、同時に行われた別のバグの修正全く使われなくなったユニという悲しい女も存在する。

そんな紅蓮にも、数少ないデメリットが存在する。
装弾数が少ないこと、そして強力なバフと引き換えに自傷することだ。
このゲームは敵からの攻撃が非常に痛く、自傷することのデメリットは大きい。
この自傷が重くのしかかり、バグが直ってからも通常ステージではハランの方が強いと言う少数派も存在したくらいには、この自傷はデメリットとして機能した。

だがその自傷さえも、紅蓮は力に変えられるのであった。
HPが50%以下の時、バーストスキルを撃つと紅蓮は自らのクリティカル率を上げることができるのである。うーん強い。
まさに無駄のない存在。一人だけで剣シャキンシャキンしてるのに一番強かったってどういうこと?ガンアクションでしょいい加減にしろ。
サービスインからバーストⅢピラミッドの頂点で悠々と酒を呑む紅蓮とは、スタッフが考えた最強のキャラクターなのである。

さて、そんな紅蓮でさえ私にとって入手優先度は全NIKKE中第二位だ。
それほどまでに、モダニアとは強力な存在なのである。
なぜならばモダニアは序盤ストーリーにおいて安定した処理力でゲームを進めることができる上に、対ボス火力も紅蓮に引けを取らないからだ。
そして後半ステージの適正もあり、このゲームの肝となるエンドコンテンツ、特殊個体において適正無しのボスが存在しない。唯一グレイブディガーだけが全キャラ所有していたら外れるかも、くらいである。

だからリセマラという観点から見れば、紅蓮はモダニアに劣るのだ。

だがそれでも紅蓮とモダニアが合わされば、このゲームで滅ぼせない敵はほとんどいない。いないわけではない。
だからこそモダニア紅蓮は必ず入手すべきNIKKEである。

何度も言うが、モダニアと紅蓮どちらか一体を選ぶならばモダニアが優先となるだろう。
だが同時に、モダニアと最も相性のいい相方は紅蓮なのも事実なのだ。

モダニアがバーストを打てば、フルバースト時間が増えて紅蓮の火力が伸びる。
紅蓮がバーストを打てば画面内の敵やミサイルを瞬間的に屠りつつ、モダニアと紅蓮は高い単体火力でボスを集中砲火できる。

バースト時のみで言えばラプラスというNIKKEも強力である。
しかし常時火力を発揮できる紅蓮とラプラスでは、有用な場面が違いすぎるのだ。ラプラスは限定的に強いが、紅蓮はどこでも強いのである。

ゆえに、紅蓮は必要なのだ。モダニアの次にな。
紅蓮がいないNIKKEなど想像もできない。モダニアの次にね。


ミシリス:リター(☆☆☆☆☆)

さて、ここまではバーストⅢの最強二人を紹介した。
だがここからはその二人を引き立てるバーストⅠ、Ⅱを紹介していこう。
とはいえ、モダニア紅蓮に並ぶダントツの人権となるのはあと一人だけである。

このリターというNIKKEは、バーストⅠである。
クールタイムは20秒。20秒というだけで有用なNIKKEである。

だがリターは20秒のバーストⅠの中でも、格が違う。
アタッカーの場合はモダニア、紅蓮でレスバを行い、最強決定戦が毎日どこかで繰り広げられているだろう。
だがリターはバーストⅠにおける最頂点。常に高みの見物をしている。
Eclipse first, the rest nowhere.
リターが最強候補に挙手すれば、バーストⅠのNIKKE全てが泣いて辞退する。罪深く大人げないロリババァである。

このNIKKEは何もかも、全て、書いてあることが強い。
その一言で説明が終わる。

バーストスキルで最高峰の攻撃力バフを味方全体に付与することができる。
紅蓮の項目で説明したが、このゲームの攻撃力バフはほとんど最終ダメージにかかるため非常に強力である。
その攻撃力バフを五秒間という短い時間ではあるものの、味方全体にゲーム中最高峰の数値を付与すること可能なのだ。
ボスのHPを見ていれば、フルバースト最初の五秒で驚異的な削りを魅せ、リターを後引きしお試し投入したプレイヤーを一瞬で虜にしてしまうのである。罪深いババァだこと。

だがそれだけならば、最強と呼ぶに物足りない。
リターはサブマシンガンという武器を持っており、サブマシンガンは全武器中最弱である。
ショットガンやマシンガンを持つNIKKEは、それだけである程度戦力になるのだが、サブマシンガンは笑えないほど弱いのだ。公式がサブマシンガン持ってるキャラ弱いし調整するねって言うくらいには弱いのである。

だがそれでもリターは最強なのである。
リター自身はダメージは出せないが、リター以外の全員を引き立てる最高の立役者なのである。

リターはフルバーストが発動した際、自動で発動するパッシブスキルが存在する。
そのスキルは味方全体のバーストスキルのクールタイム短縮である。
次回のバーストスキルを早めるという、誰が聞いても強い能力を有している。

が、それだけではない。
クールタイム短縮にくわえて、リター本人がバーストを使用するたびに弾数増加、クリティカルダメージ増加、攻撃力増加と、さらに追加でバフが増えていくのだ。
特に三回目には攻撃力バフがあるため、後半戦はさらにおまけで強くしてしまうのだから反則である。

だが攻撃力を上げてバーストクール短縮するだけなら、最強とまでいかなくはないだろうか?いや苦しいだろその強がりは。
もちろんそれだけでは済まさないからこそ、バーストⅠ最強なのである。

リターは十五秒に一度、遮蔽物のHPを二人分回復することができる。
これがとてつもなくやばい。
このゲームにおいて、遮蔽物は第二のHPと言っていいほど大切なものである。
直近でココアというNIKKEが遮蔽物全体回復を持って生まれたが、多くの局面においてリターの方が優秀である。しかもココアが実装されるまで遮蔽物回復は実質リター専用スキルだった。やばすぎ。

ココアはそもそも現在の環境において有用とはいえないため、今後に期待なスキルセットである。
遮蔽物回復のためにリターではなくココアを入れるというシチュエーションは今のところゼロだろう。
もしかしたユニオンレイドのモダニアなどでこちらの安定行動回数を増やす用途で使われる可能性はあるが、現状では全くココアを必要とするシチュエーションがないのだ。

攻撃力を最も上げるバフを持ちながら、遮蔽物を回復することができ、バーストサイクルを上げる能力を持つ。
バーストⅠの中で、そんなわがままなスキルセットを持つのはリターのみである。

リターが手に入ったことであっさりとクリアできたステージがある、と語る指揮官も古来より多く見かけられた。
それほどにリターというNIKKEは強いのである。

ウィッシュリストに登録することはできるが、ウィッシュリストに入れたからといって簡単に手に入るわけではない。
重課金者ならばいいだろうが、無微課金の指揮官はできればリセマラで得たいNIKKEだろう。

いくらリターが強いとはいえど、リセマラはモダニア紅蓮以外にありえませんなwwwwwですからリセマラ段階では無理をする必要はありませんぞwwwwwwwしかしそれで二ヶ月以上引けなければ後悔待ったなしですなwwwwwwwww




人権に近いNIKKE


ここまでが、誰もが持つべきNIKKEである。
ここからはいなければ困ることが多い準人権NIKKEを紹介するので、モダニアや紅蓮とともに得られた場合は喜ぶといいだろう。


ピルグリム:ラプンツェル(☆☆☆☆☆)

60秒のバーストⅠであり、唯一無制限の蘇生スキルを持つヒーラー。
蘇生を持つのは限定のクリスマスエヌとラプンツェルだけ。しかもクリスマスエヌは復活はワンステージ一度きりである。

このゲームの最小構成はバーストⅠⅡⅢⅢだ。
最後の一枠は何かを補強するために入れるのだが、ラプンツェルはヒーラーであり、唯一性のある蘇生役でもある。
このゲームのヒーラーは使用感に癖があったりするので、何も考えずにパーティに組み込めるヒーラーNIKKEは希少なのだ。
例えばバーストⅠのノイズは全体リジェネで回復量は優秀なのだが、常に敵を挑発するため集中砲火を受けてすぐに死ぬことも珍しくない。

入手難易度は高い。だってガチャ運だもの。
しかし手に入れられたのなら、最も雑に投入できる最高の戦力であることは間違いない。
できることなら開幕から所有しておきたいNIKKEの一人だろう。


ミシリス:センチ(☆☆☆☆☆)

20秒のバーストⅡであり、リターに匹敵するほど多くの指揮官に酷使されているであろうNIKKEである。

このNIKKEはバーストがめっちゃ強い――――みたいなことはない。むしろ並以下かもしれないだろう。

センチというNIKKEを人権たらしめるのは、通常スキルの中にある回転率のいい味方共用バリアだ。
これが非常に強力なのだ。

このゲームは一撃死を誘発するような重い攻撃が多く、後半になればなるほどそれに悩まされることになる。
だがこの味方共用バリアというのは、どんなオーバーダメージであろうと一発は必ず防いでくれるのである。クソみたいな攻撃でバリアが消えてることも多い。くそが。
一撃でNIKKEを殺しうる攻撃も、このバリアが無効化してくれるのだ。
そしてこのバリアは九秒に一度五秒間発動し続け、センチ自身がフルチャージでロケットランチャーを放つとクールタイムが短くなるのである。

壊されなければ実際戦闘時間の2/3はこのバリアが張られているはずなので、味方の一撃死をたまに防いでくれるというお守りとして心強く、とても広い範囲で使われる。
雑に投入できるバーストⅡとして非常に優れているのだ。

さらにおまけ程度の小ネタではあるのだが、このゲームにはロケットランチャーの中にグレネードランチャーと分類される武器がある。
そしてグレネードランチャーはこのゲームで最もバーストゲージを上昇させられる武装であり、センチはそのグレネードランチャーを持っているのだ。
手動で敵が多くいる場所にポンポン撃ち込めば、たった三発でゲージがマックスになることも珍しくはない。

どこでも凸れる理想の部隊は?と問われたとする。
私ならば

  • リター

  • センチ

  • モダニア

  • 紅蓮

  • ラプンツェル

の五体と答えるだろう。

人によってはモダニア、紅蓮、リターの他に、センチをリセマラ大当たりと答える者もいると思う。気持ちは分からないこともないのだが、センチはあくまでシナリオ後半や特殊個体一部における守備的な役割で使うNIKKEだ。
リセマラで必須というほどではないという判断である。

が、エンドコンテンツまでには必ず引いておきたいNIKKEであることは間違いない。いないと苦しいからやっぱ必須です。


テトラ:ルピー(☆☆☆☆)

現在掲示板などでバーストⅡの最強決定戦をした場合、センチとルピーが候補に上がるだろう。
だがどちらも優先度は変わらない。いや嘘、センチの方が絶対に欲しい。
守りのセンチ。攻めのルピー。これがおおよその指揮官の結論だろう。でもルピーは上記二体と比べれば人権とまではいかない。
ルピーは20秒でバーストを使用できるため、単純にバーストⅡとしての評価も高い。

センチは一撃死対策だが、ルピーは純粋に火力が高いタイプである。
火力にだけ目を向ければ、劣化紅蓮である。
紅蓮の半分ほどの効果量ではあるが、自分の攻撃力を上昇させるバフを5スタックできる。
この時点でほとんどのバーストⅢの火力キャラクターのDPSを上回るのだ。
ルピーはバーストⅡの中でも、最高峰の火力を誇るのである。

そしてルピーは鉄甲コードの味方のバフスタックを増やすスキルを持っていたり、特定条件を満たすとバーストスキルで味方全体に攻撃力バフが使える。
二度目のバーストくらいには勝手に条件が満たされているため、戦闘開始から最序盤は火力が出せないものの、三十秒経過する頃には心強い存在になる。
味方の火力補助も可能な、地味に優秀なNIKKEなのだ。

センチと違い唯一性がないので、センチとルピーどちらが先に環境からいなくなるかと問われればルピーになるだろう。
しかし現環境でいえば雑に強く、ゲーム開始時にルピーかセンチがいればしばらくはバーストⅡの心配は必要なくなる。だがやはり人権と呼ぶにはパワー不足である。ここの項目から外しても構わないレベルで、雑に強いNIKKEと思ってもらっても構わない。センチとは違い解放というコンテンツでギルティを入手したら使用しなくなる可能性もある。

散々なことをこっそり書いたが、所有していれば少し先に進めるようになることもある、くらいのポテンシャルはある。
ここまで紹介した五体と比較すればかなり格は落ちるのだが、手に入れたら必ず使用することだろう。

特定のシチュエーションで使えるNIKKE

ベテラン指揮官でなぜかこの記事をここまで読んだ者たちの中のほんの一握りはこう思う者もいるだろう。

プリバティがいないからエアプ記事

多くのサイトではプリバティが人権と呼ばれるポジションに近い扱いを受けているかもしれない。
だが私は、この二体がいたからこそどうにかなった、というシチュエーションは現状なかった。
こいつらを脳死で人権って言うやつらって自分であれこれ試行錯誤してない最上位層の意見コピーマシンなんだよね。

現在のコンテンツでプリバティ必須と呼べるコンテンツはなく、必須度ならば後述するアリーナの項目で語られるノイズなどはエンドコンテンツである特殊個体アルトアイゼンでほぼ必須である。※一応なくても倒せるが、あるとより早い段階で討伐可能になる※
ノアも無敵バフというユニーク性能で、背伸びができる場面が増えるというメリットがある。

対して、プリバティが必須というコンテンツは見たことも聞いたこともない。
百万近く課金し、上位十位以内のユニオンに入り、完全TL制で最高スコアを狙うなどと極めてくれば必須なのかもしれない。しかしあなたはそこまでこのゲームに課金し、最上位層として活動しますか?という話である。

脳死で強いやつを並べて、リターセンチモダニア紅蓮プリバティというパーティを使用したとしよう。
少しでも回復が必要になったら百人中百人がプリバティを外すと判断するだろう。
そんなキャラクターを人権と呼ぶだろうか?
呼ばないのである。ゆえに、プリバティは特定のシチュエーションで使えるNIKKEと定義した。そもそもこれリセマラ記事だしピルグリムが最優先に決まってるんだよな。

それを踏まえた上で紹介を行おう。


エリシオン:プリバティ(☆☆☆)

プリバティはミッションをクリアすると全プレイヤーに配布されるバーストⅢのNIKKEである。
このNIKKEの評価がなぜ高いのか説明しよう。

プリバティはフルバーストが発動した際に、ピーキーだが強力なバフを味方にかけるのだ。
攻撃力バフ、リロード速度増加、そして装弾数低下である。
この装弾数低下というのが、基本的にネックとなる。

スキルレベル5くらいの場合。
攻撃力20%、リロード速度35%、装弾数-50%くらいだったと思う。
分かりやすく(秒数は適当である)紅蓮が3秒で弾を20発撃ちきり、3秒でリロードできるとしよう。
リロード速度が3.5割減で射撃数が半減である。
つまり6秒で20発撃っていたものが、1.5秒で10発撃ち、約2秒でリロードすることになる。
通常紅蓮の秒あたりのダメージが20発/6秒で秒間3.33発相当である。
プリバティ紅蓮の秒あたりのダメージが(10発*攻撃力1.2倍)/3.5秒で秒間3.42発相当である。
正確な数値ではないが、これだけ見ると火力の伸びはたった3%前後である。それなら他のキャラでよくない?

※一応補足するが、特定のNIKKEは弾を撃ち切ることでスキルが発動する場合があり、そういったNIKKEとの相性は非常によい。が、弾を撃ち切ることで発動するスキルを持つNIKKEの中に人権と呼べるような性能を持つ者はいない※

必ず部隊で運用されるモダニアはマシンガンという特性上、開始数発は非常に弾丸の発射が遅い。マシンガンと装弾数低下は非常に相性が悪いのだ。
プリバティがいることでモダニアのリロードの機会が増えてしまい、リロード短縮バフで得られるはずの恩恵以上の損失が発生しうる。
もちろんモダニアがバーストを使った周期では弾数無限であるため、攻撃力バフの恩恵だけを受けられる。
非常に有用な組み合わせだと言えるだろう。

ならばなぜプリバティが脳死で使われたり、強いと言われるのだろうか?
それは単純に攻撃力バフの数値が高いことと、極端に相性のいいNIKKEが存在すること、キューブという装備にリロード時間短縮という強力な能力がついたものがあるからである。

バーストⅡにアドミというNIKKEが存在する。
アドミはバーストでリロード速度を増加させることができ、その数値が非常に高いのだ。
プリバティのバフとアドミのバフ、そして中盤に手に入るレリックベアーキューブという特別な装備を身につけることで、リロード速度100%を実現することができる。

そうなると特定のNIKKE、特に紅蓮アリスは十秒間止まることない殺戮マシーンと化すのだ。
※リロード時間100%になることで構え直しによる発射速度ペナルティが発生せず、マシンガンの初速低下がなくなり常時最高速で射撃できるため、モダニアにも大きな恩恵がある※

しかしこのコンビを組むだけで二人のキャラスペースが必要になってしまう。
ⅡⅢの枠が埋まり、必須であるⅠⅢと+αを足すわけだ。
だがアタッカーはモダニア紅蓮が鉄板となる。
そうなるとリター、アドミ、モダニア、紅蓮、プリバティが理想部隊になってしまうだろう。だが最新ステージではヒーラーが欲しい場面が多いのが実情である。
理想の最強パーティでやられる前にやる、なんて理想論は通らない。
センチやラプンツェル、その他ヒーラーが必要になる機会がある限り、この理想はまかり通らない。アドプリ抜いて代わりにルピーマクスウェル入れたら火力が上がることもある。

限界まで育てたアリスならばリロード速度とチャージ速度を盛ることでゲーム中でも最高のDPSを叩き出せる可能性があり、育てる価値は大いにある。
つまり複数パーティを運用するコンテンツがあって、初めてプリバティというNIKKEは真価を発揮するのだ。

ここまでの説明で、初動の初心者が優先して狙うべきNIKKEかと問われれば、答えるのが難しい。私だったらいらないです。
入れるべきNIKKEがいないが手持ちにいるのでとりあえず入れておこう、という場合には有効に働くことも多い。
スキルレベルを上げて上記のキューブを装備させればデメリットを打ち消し攻撃力バフの恩恵を大きく享受できる。

プリバティ自身も、貴重な全体攻撃バーストが使用できるため、雑に敵を蹴散らすことができる優秀なNIKKEである。スタンという追加能力もあり、ボスの攻撃が止まったことで助かる場面が出てくるなど、汎用性は高いだろう。本人火力はかなり低い。

だが脳死で入れるならば、他にもドレイクマクスウェルポリと、いったNIKKEを試してみるべきだ。
その方がより良い結果を出すことにも繋がるし、早期に入手したら試せばよいのである。
手持ちによっては有効に扱えるだろうし、不要と思うだろう。

そこらのバーストⅢと比較すれば、雑に入れて強くなりやすいNIKKEではあるのだ。
決して弱くはなく、選択肢が少ないならばレギュラーに入ることは多いだろう。
あくまで中課金者などの、ほぼ全てのNIKKEを所持している状態では思ったほど使わない(使わなくなった)ことも多いというだけの話なのだ。
現に筆者はプリバティの凸自体は手持ちの中でかなり進んでいる部類だが、スペシャルアリーナと企業別タワーでしか使っていない。
※ただし、ユニオンレイドではアドミアリスと組ませて高火力のセカンド、サード部隊を作ることができるため、絶対に育てるNIKKEではある※

将来性の塊であり、全てがカンストした世界でなら人権と言えるだろう。
ウィッシュリストに入れて重なることを祈りたいNIKKEであることは間違いないが、このゲームはスキル育成リソースが非常に厳しい。配布足りないんだよなぁ。
リセマラ段階の初心者に薦めるかと問われれば、やはり否と答えるだろう。

プリバティは自由に部隊を組める人間にとっての人権であり、パズルのピースが一つでも欠けた場合は本領を発揮しないと覚えておくべきだ。
最終的に凸が進んでいればいいだけで、開始時に必要ということはまずないので安心してよい。
5月頃まではイベントで配布されるのだし、入手については心配の必要はない。

ウィッシュリストに入れ、気長に待てばよいNIKKE筆頭である。


ミシリス:ドレイク(☆☆☆)

初期からずっと強いと言われ続けたバーストⅢのNIKKEである。
フルバーストが発動した際に攻撃力バフを味方にかけることができるため、それだけでも採用価値がある。
プリバティのような副産物や余計なデメリットはないため、本当に雑に使える。

的がでかい敵に対してショットガンという武装は強力なので、ボス戦ではそれなりにダメージを稼いでくれるNIKKEだ。
だが通常ステージではそれほど火力が出ない場面も多く、全てのシチュエーションで強いNIKKEではないことを覚えておこう。

このドレイクというNIKKEは、エンドコンテンツにあたる迎撃戦、特殊個体グレイブディガーにて確固たる席が用意されている。指揮官によってはその他の特殊個体にも使用されることもある。
同じショットガン武装のバーストⅢにシュガーがいるが、このシュガーはショットガンでパーティを組む際に強力なNIKKEなので、ドレイクとシュガーはセットで運用する場面があるということを覚えておくといいだろう。

特筆すべき点はないが、手元にいないと不安になるNIKKEであることは間違いない。バースト自体は地味に強い。
パーティの五枠目をプリバティと争うこともあり、エンドコンテンツの一部で必須であることから、ウィッシュリストには入れるべきNIKKEだろう。


ミシリス:ラプラス(☆☆☆)

途中から追加されたバーストⅢのNIKKEだが、ボス戦においてはバーストを使用するだけで手軽に大ダメージが期待できる有用なNIKKEである。

ロケットランチャーは範囲攻撃という性質上、基本的に単体の敵にダメージを出せない武装である。
だがラプラスは、バーストを使用することで一定時間ビームを放つことができる特殊タイプだ。このビームがボスに対して非常に強力なダメージソースとなる。
しかし言い換えれば、バーストを使用しないラプラスはボス戦に席がないのと同義である。
そのため五枠目に採用されることはなくメイン運用の一体となる。

複数の部隊を運用するコンテンツもあるため、欲しいキャラの筆頭ではある。
全体攻撃できるバーストを持つNIKKEが少ない場合、シナリオを進める上でビームを利用した範囲攻撃の代用も可能。
モダニア紅蓮のどちらかが欠けている場合は、しばらく穴を埋めることもできるだろう。

ウィッシュリストからは外せないNIKKEである。


アリーナなどで使えるNIKKE

このゲームには数え切れないほどめんどくさいコンテンツがあるが、その一つがアリーナである。
このアリーナの中でも特別めんどくさい美味しいのは、スペシャルアリーナと呼ばれる三部隊用意して戦うコンテンツだ。

特定のNIKKEがいないと最低限張り合うことすらままならないので、よく使用される筆頭となるキャラクターを紹介する。

挑発持ち:ノイズ(☆☆)&ノア(☆☆)

基本的にアリーナはやられる前にやるゲームである。
その中でやられたくないNIKKEに火力が集中して先に落とされる事故を防ぐためには、フルチャージで挑発を使えるNIKKEを入れることが多い。

それを持つのがノイズとノアである。
ノイズは40秒のバーストⅠで、全体回復を持っている。
ノアは40秒のバーストⅡで、短時間の無敵を使用できる。
特にノアは噛み合うと敵の全体攻撃バーストを無効化したりすることができる。これは勝敗に直結することが多いので、ぜひ欲しいNIKKEの筆頭だ。
ただしノアは所属がピルグリムであるため、入手は容易ではない。

タンクヒーラー:エマ(☆☆)&ディーゼル(☆☆)

アリーナでは頭数を減らさない工夫が必要になる。
エマは40秒のバーストⅠのヒーラーだが、ダメージを受けた時に確率で味方全体を回復するという特性を持つ。そのため、所持率が高く雑に運用する人が多い対モダニアとは相性がよく、マシンガンがエマに刺されば無限に回復し続けることも珍しくない。
ディーゼルは20秒のバーストⅡのタンクで、フルバースト中はダメージを受けると100%の確率で最大HPの一割近く回復し続ける凶悪な壁となる。
※タンクヒーラー枠に入れたがディーゼルの回復は本人だけなので注意※
ついでにバーストスキルには短いものの挑発があるため、必ず一瞬の時間を作ることができる。



あとはペッパーなどが使用されるが、アリーナに関してはサーバーによって環境が違うため現状ではレベルの暴力がまかり通ると思っていい。
筆者は並んだレベル帯で五人ほどの指揮官と席を奪い合う不毛な日々を送っているが、アリーナのためにウィッシュリストを構築しているというほどではない。と思ったけど多分嘘。最近活発なのでめっちゃ意識してます。
必要なアタッカーなどは他の記事を探して参考にするとよいだろう。
私の視点から強いて言うならば、全体攻撃バーストを持つハラン、紅蓮。全体攻撃かつ気絶付与を持つプリバティや、五体全部ショットガンのパーティは雑に強いということだけ覚えとくとよい。
ウィッシュリストメイデンで周りと差をつけよう。セレクト枠がかなり厳しいけど。


おまけ:雑に強いNIKKE

ここでは最初に否定した甘っちょろいにあたる、いわゆる妥協キャラについて軽く語るとする。

ピルグリム:ハラン(☆☆☆)

サービスイン時は強かったバーストⅢの全体攻撃バースト持ち。
ハランは敵が死亡した際に別の敵へと感染するデバフを持ち、なぜかバーストゲージを増加させる。フルチャージ運用なら敵を貫通するため、複数ヒットもする。
高いバーストゲージ回収能力が魅力的。
敵が大量に出現する通常ステージにおいては紅蓮に匹敵する活躍ができるため、モダニア紅蓮のどちらかが欠けていれば次点で採用されることはある。
アリーナでも強く、ピルグリムの名に恥じない性能は有している。
手に入れば喜んでもよいNIKKEである。

ピルグリム:スノーホワイト(☆☆)

特定のシチュエーションで強いバーストⅢで、バースト時の特殊弾丸一発だけの火力ならば、全キャラ中最高ダメージを叩き出せるNIKKE。ダメージの桁数が一人だけおかしいね。
バーストを使用すると武器がアサルトライフルからチャージライフルへと変化する。
このチャージライフルは一発しか撃てないが貫通する。
そのため、様々な判定を巻き込んで当てられるボスにおいては他のNIKKEの追随を許さないダメージを瞬間的に稼ぐことができる。
が、それだけである。通常時はそれほど強くないため、特定のボスでのみ活躍できると考えていい。今後もしかしたらスノーホワイトが必要なボスが出てくるかもしれない。
唯一性はあるので、ピルグリムという入手難易度の問題から所持しておきたいNIKKEではある。出たらぶっちゃけ嬉しい。でもモダニア紅蓮凸りたい。

エリシオン:ヘルム(☆)

特定のボスで運用される、バーストⅢのNIKKE。
単体に大きいダメージを与えながら、味方全体に与ダメージの四割近く回復させる吸収付与を持つ。
この吸収によるヒールの数値が大きく、おまけで常時阻止部位の攻撃ダメージ増加、フルバースト時に攻撃ダメージ増加が付与されるなど、指揮官によってはドレイクより重用していることも。

このNIKKEが決定的に有用であると感じられるタイミングは……まぁ、あるかも。
回収はしておきたいのだが、優先度は決して高くはない。が、だからといってウィッシュリストから外せるかというと、一体出るまでは外したくはない気もする。
微妙な立ち位置のNIKKEである。

多分ユニオンレイドで席があるので確保したい。

テトラ:ドラー(☆)

サービスイン直後は評価が高かった20秒のバーストⅡを使用できる貴重なNIKKE。
十秒に五秒間、攻撃力を上昇させるバフを持っている。
さらにフルバースト時にバーストクールを短縮し、バーストを打てば攻撃力バフを与えられるのだから、誰が見ても強そうに感じるはずだ。

しかしこのNIKKE、なぜだろう。なぜなんだろうか。
本当になぜかダメージが思ったより伸びないのだ。
リターと合わせればとてつもない早さでバーストを回せると思うだろう。
回らない。
早くクールがあけても、バーストゲージが貯まらない。特定のボスでは回るけど、そのおかげで勝ったと思ったことも勝てたこともない。
そもそも今はモダニアによってフルバーストの時間が伸びるため、バーストクール短縮の旨味が少ないというデメリットがある。
ドラーを入れて伸びる火力よりルピーを入れた方が総ダメージは上がってしまうのだ。

それゆえに、ドラーはどんどん評価が落ちていった。
だが弱いかと問われれば、決して弱くない。ルピーもセンチもいないならば、選出率は自然と高くなるだろう。

エリシオン:ポリ(☆☆☆☆)

40秒のバーストⅡでサービス開始からたびたび話題に上がるNIKKE。

二回に一度ではあるが、バースト時に通常フルバーストと同じ十秒という長い時間、それなりの攻撃力上昇バフを味方全体に与えることができる。
バーストⅡの中では限定NIKKEであるクリスマスエヌを除き、最高倍率の攻撃力バフである。

最後の一枠にポリを採用することで、突破できなかったステージがクリアできたという声もよく聞く。
ついでにバーストには味方共用バリアもおまけでついてくるため、わざとバーストを取っておくことで、センチとは違いボスの攻撃を任意のタイミングで確実に防ぐことも可能だ。
筆者にもそういった経験があるため、所持していたら嬉しいNIKKEである。下手したらルピーレベルかルピー以上に使える。人権に近いNIKKE入りしてもおかしくない。ここに置くには惜しい犬っころだ。



最後に


このゲームは非常にリセマラがめんどくさい。
かといってモダニアも紅蓮もいなければ、絶望を味わうことだろう。
筆者はハランリターでこのゲームを始めたが、紅蓮がいれば~~~ラプンツェルがいれば~~~という苦しみを何度も味わっている。

モダニアが来てからは世界が変わった。
その後に紅蓮が来て少しだけ世界が変わった。

そしてアップデートで追加されたステージでは、モダニアを入手していなければどれだけ戦力を詰めないといけなかったのだろうかと、考えるだけでも鬱になりそうなステージだらけだった。
モダニアというNIKKEに依存させられてる。悪い女だなぁ。

これからこのゲームをプレイする指揮官は、どうか諦めずに最低でもモダニアか紅蓮を獲得してからゲームを始めてほしい。
だが私のおすすめはモダニアであること。どっちも手に入れろ。
そして無、微課金の指揮官がこのゲームを一年以上効率的にプレイし続けるんだ!などと考えて始めるつもりならばこのゲームはやめておけモダニア紅蓮両方リセマラで引くことこそが最優先だと強く書き残す。

いつか引けるだろう、そんな甘い考えでこのゲームをプレイすると確実に後悔する。確実に確定で後悔する確実で確定的な未来が待ち受ける。
私の身の回りには三十万ガチャに突っ込んで、未だに紅蓮を持たない者もいるのだ。
彼とは同時にこのゲームを始めたが、同じレベルでも進行度が違ったり、特殊個体討伐は課金額の少ない私の方が早かったりする。

無課金が配布だけでピルグリムを引こうなどと、甘い考えで始めてはならない。

そしてこの記事に名前が挙がったNIKKEは、リセマラの副産物における当たり枠であることを忘れてはならない。
…………私はほとんどのNIKKEを所有しているが、この記事の中で名前が一切挙がらずに使用しているNIKKEはほとんどいない、と思う。

尻に惹かれて軽い気持ちでゲームを始めるつもりだったのに、こんな偏見塗れの効率厨の記事をこんなところまで読んでしまった暇な者に伝えよう。

キャラ愛でやるにしても、もしあなたがソシャゲに対して少しでも効率的であるという自覚があるのならば、モダニアか最低でも紅蓮は引くべきである。

それさえ守れば、私はリターを部隊に入れずにボリューム(弱い)のケツを眺める指揮官を微笑ましく見守ることができるし、ユニ(最弱レベル)の太ももをガン見する指揮官を暖かく見守ることができる。でもユニは3凸ホーム性能高いし?

だから、頼むから、本当に、どちらかだけは引いてほしいのだ。
無ダニアだ無レンだと煽られている新規を見ていると、苦しいのだ。
なぜならこの二体は、持つものと持たざるものを明確に分けてしまうからである。
実際に知り合いがこのゲームを始めて、部隊NIKKE一覧にモダニアと紅蓮のどちらの姿もなかった場合、私は泣きながら彼を説得するに違いない。

お前今すぐ船降りろ。リセマラからやり直せ、と。

モダニアも紅蓮も欠けたこのゲームは、片腕をもいでエアガン片手に正規軍が跋扈する紛争地に向かうくらい無謀であることを承知してほしいのだ。
ごめん言い過ぎた。一夜漬けで東大試験受けるくらい無謀な行いなのだ。

冗長な部分が多すぎたが、私が言いたいことは以上である。
よい尻ライフを。胸ライフを。


終わり。


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