20240601雑記 ペンギンと人間の違い/定期とNISA/子供/インド

あんな可愛いペンギンでも生殖競争は厳しいらしくて、つがいになれなかったペンギンは、子育てできない無聊を慰めるために石を抱くことがあるそうだ。ちなみに雄も。周りが卵を温める中、石を温めるペンギンを思うとなんとも言えない気持ちになるが、最近の研究によれば、人はハグをすると幸せホルモンのオキシトシンが分泌されるが、これはペットでも、なんなら抱き枕でも一定の効果がある、とのことで、本質的に人もペンギンも変わらないのではないか?みたいなことをぼんやり思うなどした。

嫁さんが独身時代に作った定期預金が満期になったとのことで、特に使うあてもないからまた定期預金にした、とのこと。曰く「利率がすごくよくて、0.2%」だそうだ。ちなみに俺が3月から初めたNISAはSP500全ブッパだが、3か月で6%ほど評価額が上がっているので、単純に年利に直すと24%ということになるんだろうか。まあリスクリターンをどうするかは夫婦といえども個別対応が我が家流なので、「へー、すごくいいね」と言っておいた。あと俺はもう少しNISA買い増す予定。

我が家の子供らは二人とも、勉強がそこそこできる方っぽくて、テストもだいたい9割以上はできてるし、成績表の書かれ方もいい。まあ小学校なんてそんなもんかと思っていたが(俺もそうだったし)、嫁に言わすと、それは当たり前じゃない、うちの子は優秀だ。とのことで、やっぱりそもそも学校に行けなかったり、行っても教室でじっとしていられなかったり、授業を聞いても理解できなかったりする子も結構いる、とのことだった。言われてみれば俺の小学校時代も、できない子はいたなぁと思う。中学受験していわゆる進学校に通っていた身としては、勉強できないのは勉強しないからだろう、と思ってしまうが、勉強してもできない、という人もいる、ということを忘れてはいけないな、と思うなどした。というのも、勉強を運動に置き換えれば、まさに自分のことで、タイ3年間駐在中、おそらく誰よりも真面目にゴルフを練習したが、だれよりもド下手糞だったので、練習してない人より糞ほど真面目に練習している自分のほうが下手、という悲しみを忘れずに生きていかねば、と思うなどした。何の話だっけ。あ、子供が優秀なことは当たり前ではなく感謝して日々過ごしましょうね、という話。

肝心の本は読んでないが、いろいろなところで「モディ化するインド」の話を聞くなどしている。これまで知らなかったインドの話もけっこうありそうで、読んでみないとなと思ってる。例えば、インドは下位カーストの優遇政策が強くて(インド版アファマーティブアクションかな?)、公務員とかは上級カーストではほとんど受からない、みたいな話があるらしい。この辺は例えば大阪の同和利権が強くて、バス運転手さんはほとんどそっち系からしか採用がないし、年収も非常に良い、みたいな話と通じるものがあるなと思うなどした。一方で、そうはいっても上位カーストは金もコネもあるから、教育など通じて海外で企業したりするとのことで、優秀な人材がみんな医者とコンサルになっちゃう本邦とどっちがいいのかなと思うなどした。
モディさんはいわゆる下位カースト出身でシュードラとかほんとにそんなランクらしいが、それゆえに現代の豊臣秀吉的な人気がインドではあるとのこと。あとはイギリスやイスラムから支配されていた過去から脱却して、強いインドを取り戻そうてきなヒンディー至上主義的なムーブメントもインドでは強まっているとのことで、そういうアイデンティティポリティクスみたいなのってどうなの?と思わないでもないが、そう思うこと自体が外国人の傲慢なのかな、という気がしないでもないのでまだ考えたいところ。個人的にはインド人は中国人よりも付き合うのが大変、という感想なので、インドが強大化したら、中国とももう少し歩調が合わせられたりするのかな?(敵の敵は味方理論)と思ったり、そうなったら中国はロシアとより近づくでしょ、と思ったり。国際情勢は難しい。
それはそれとして、現状、欧米リベラルポリコレ VS 露中コンサバ みたいなイデオロギー対立ができつつある中で、段三極としてのインドの台頭はどういう影響がでるんでしょうかね、というのを詳しい人に聞いてみたいところだなーと思ったりした。

おしまし。





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