筋トレとは何か

どうも、ヨコです。

みなさんにとって筋トレって、何でしょう?(哲学的テーマ)

私にとって筋トレは楽しい趣味ですが、同時に精神安定剤でもあります。

私は今年43歳になります。いわゆるロスジェネ世代ですね。

我々の世代な、なんというか仕事を喪失することへのそこはかとない恐怖のようなものが

心の底に、滓のように淀んでいるように思います。

今、コロナの影響でテレワークで自宅勤務しておりますが、仕事が思うように進まない状況に

このままではまずい、とんでもないことになる、仕事を失う事態になりかねない、と憔悴ばかりが募ります。

リーマンショックのころ、仕事を外注先から内製に移す仕事をしていました。

東日本大震災後の超円高のころ、国内の外注先から、海外の外注先へ仕事を移す仕事をしていました。

自分の会社の利益を確保するために仕方がないことだ、とは思いましたが、

取引中止を通達したときの外注先の担当者さんの表情はいつまでも忘れられません。


いつも仕事で行き詰まると、どうすべきか、どうすべきだったか、悩みます。

悩んだところでどうしようもないことも分かったうえで、それでも悩むことをやめられません。


そんな時、どうしたらいいでしょうか。

そんな時は筋トレをします。

筋トレをしているときは悩みを忘れます。

リーマンショックの時も、超円高の時も、仕事で行き詰まったときも、100㎏のバーベルは変わらず100㎏でした。


筋トレとは、つまり祈りではないでしょうか。

仕事でも、プライベートでも、どんなに頑張ってもうまく行かないこと、うまくいかない時はあります。

ただ待つしかできない時もあります。

今自分にできることを、出来る限りで努力する。そして、祈るように筋トレをする。


あるいは贖罪の儀式かもしれません。

至らなかった今日の自分への後悔、怒り、悲しみ。

そして明日こそはという思いを込めて筋トレを行う。


人の罪を背負い、十字架に掛けられたキリストの苦痛、

罪と罰、それはすなわちウェイトの重さと心肺機能への負荷のつらさ。

死と再生の象徴としての、筋破壊と超回復。


それが筋トレの本質ではないでしょうか。


訳が分からなくなったので今日はここまでにします。


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