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オレの大好きな竹ちゃんが独立した ※追記あり

竹ちゃんは、おれの中学以来の友達で美容師だ。
15年以上前から髪を切ってもらっている。

小中学校時代までの交友関係はほぼ完全に途絶えてしまったオレにとって、竹ちゃんは現存する最古の友達でもある。

中学時代の竹ちゃんは、小柄で色白で、どっちかというと真面目な秀才キャラだった気がする。バスケット少年でもあった。竹ちゃんちの向かいの駐車場(?)にバスケットコートがあって、よく集まってバスケをした。

同世代の中ではオシャレ番長だった。ジーパンとかスニーカーにこだわっていた(リーバイスにスタンスミスみたいな)。

同じ高校に進学し、同じクラスになることはなかったけど広い意味ではよくつるむグループに入っていた。文化祭の時しか活動しない幽霊部員だけで構成された軽音部の仲間だった。いや、竹ちゃんは最初はバスケ部だった。でも割と早めに辞めた。辞めたっていいだろ別に。

文化祭のライブで、竹ちゃんはKOKORO WARP(ブラフマンとシャカゾンビのコラボ)を歌っていた。

当時は裏原系が全盛期で、竹ちゃんのスタイルは中学時代と変わっていたけどオシャレ番長であることに変わりはなかった。当時はみんな『smart』を買っていた。オレも買っていた。ちんかめのために。

通っていた高校は一応進学校で、ほとんどが大学受験をするのだけど、竹ちゃんはかなり早い段階から美容師になると決めていた。カリスマ美容師ブームはもう下火になっていた頃だと思う。

当時、竹ちゃんはブームとか関係なく、信念とかビジョン的なものを持って美容師を目指すんだろうなと思った記憶がある。何かに流されている軽さがなかった。

高校を卒業してからはお盆や正月に地元で会ったりしてたけど、会う頻度は少なくて、社会人になって髪を切ってもらうようになってから(当たり前だけど)会う頻度が増えてきた。竹ちゃんは、はじめは下北沢のサロンで働き始め、その後に代々木上原のサロンに移った。俺は地方に転勤していた期間を除いて、ずっと竹ちゃんに切ってもらってた。

散髪時以外でも、同窓会で会ったり、共通の知り合いの結婚式に一緒に行ったり、たまにお店に飲みに行ったり、コロナ中はリモート飲みをしたりした。いい年して、しょうもないこともした。

といっても客観的に見て、大人になってから特別たくさんとか特別深い親交があったとは言えない。中学高校までの方が、顔を合わせる機会・会話する機会は多分多かったはず。

それでも、歳を重ねるほど、俺の人間関係の中で竹ちゃんの存在はかなり大きな部分を占めるようになってきた。

そんな竹ちゃんが、今年3月10日、松陰神社前に「WELD」をオープンした。

オレは竹ちゃんが独立したことがうれしくてしょうがない。

竹ちゃんは親友か、と問われると答えあぐねる。「親友」という言葉は双方向でないと成立しない気がする。竹ちゃんの内心はわからない。確実に言えるのは、俺は竹ちゃんのことが超大好きだということ。

どのくらい好きかというと、カットしてもらった日に家に帰るとほぼ必ず妻に「竹ちゃんてマジでいいわ〜」と嘆息気味に呟いてしまうくらい。見た目とかセンスとかはもちろんかっこよくて好きなんだけど、人柄が本当にすごくいい。邪悪なところがなくて、話しているとしみじみ「良いやつだな〜」と感じさせる。

開業にあたり東京都の助成事業にも採択されているあたり、仕事できる男ぶりもカッコ良すぎる竹ちゃん。

竹ちゃんは若くも女性でもない。(出典

さらにオープン記念ノベルティで、世田谷の名店まほろ堂とコラボしちゃうあたりもセンス良すぎる竹ちゃん。


インスタを見る限り、たくさんの祝い花が届けられていて、人望の厚さが窺える。3月中はもう予約がいっぱいらしい。

竹ちゃん本当におめでとう。これからもお世話になります。

ということで、このnoteを読んでくださった稀有なみなさま。
竹ちゃんは本当に最高なので、ぜひWELDをよろしくお願いします。

多分、すぐに新規の予約はお断りの人気サロンになると思います(オレ調べ)。


※追記

そしてお祝いもってお店に行ったらその場でnoteもはじめてくれた!
読んでください!!

天空を仰ぐ竹ちゃん 2023.3.30 WELDにて

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