風薫る頃には。
前回書いたnoteが前振りかのように
本当に別れが来てしまった。
そんな遠い未来ではないとは思っていたけど、
結局私たちに
まだその覚悟はなかった。
悲しみと、後悔と、
感謝と、慰めと、
それさえも飛び越えるほどの忙しさ。
たまにふと、
これで良かったのかな?
いや、これで良かったんだ。
を繰り返す。
私に出来るのは
私たちに出来るのは
忘れないこと
自分の命が尽きる日まで
精一杯生きること
これしかないわけで。
辛くても悲しくても
いつもの生活に戻るし
お腹もすくし
眠くもなる。
だって、生きているから。
生きてるうちは
周りの人を大切にしよう
家族を大切にしよう
ちゃんと生きよう
当たり前だけど
そう思った。
人との別れは
当たり前の大切さに気付かせてくれる。
辛さや悲しさが消えることは多分なくて
忘れる必要もなくて
でも、だんだん事実を受け入れて
色んな気持ちを繰り返して
心が整理されていくのだと思う。
それさえも抱えるのが
生きていくということだから。
いつもと変わらない息子達の笑い声や
2歳の次男の歌う
覚えたてのアンパンマンの歌が
どれだけ私たちの救いになったか。
それにしてもアンパンマンマーチの歌詞が深くて
旦那と一緒に次男の歌を聴きながら泣いてしまった。
またいつか会える日まで
そちらで元気でいて下さい。
私たちも恥じないように
頑張って生きます。
見守っててくださいね。
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