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2023年3月29日 JICA研究所インタビューの現場レポート

横尾です。
さかのぼること3月の末に、JICA緒方研究所の方にインタビューをしてもらいました。
その裏側を簡単に紹介させてください。

私は2016年から国際協力機構(JICA)さんのインドネシアでのプロジェクトに参画してきました。
JICAさんでは当時、インドネシアの家庭ごみの処理がうまく行かない問題に取り組んでおられました。
具体的には、行政によるごみ収集が行き渡らないため、道端にごみの山ができ、街中でごみを燃やすことも頻繁に見られ、排水溝がごみで埋まってしまって、急な大雨のたびに道路が冠水するなどの問題がありました。

私は2016年5月から数回に渡り、このプロジェクトの中でフィールドワークを行わせてもらいました。
そして、最近、その調査とランダム化比較試験(RCT)を用いた研究結果を論文にまとめて公開しました。

研究論文タイトル
"What makes green persuasion effective? Evidence from a community-financed sanitation program in Indonesia"


その当時のことをJICA研究所の広報チームのみなさんに取材してもらいました。
研究室でのインタビューの前には、大学図書館の前で写真撮影もしてもらいました。
とてもいい写真を撮ってもらえましたので、ぜひ、公開されたインタビュー記事の方もご覧ください!

出来上がったインタビュー記事はこちら:

写真撮影の様子はこちらです。

撮影の裏側(この写真の撮影:研究室アシスタント・平田さん)


インタビュワーの方の質問がとてもお上手で、フィールドワークをしていた当時のことを思い出しながら、ついついたくさんしゃべってしまいました。

国際援助やアジアの環境問題に取り組む実務者の方と、環境経済学研究者が協働して、さらに現地の方々とも協働し、フィールドワークを行う。
集めたデータの分析で因果推論を行い、効果的な環境政策について現地の目線で考える。
そして、結果と解釈をまとめて、国際的な学術誌に論文を公刊する。
そのプロセスを上記のインタビュー記事で垣間見てもらえると嬉しいです!

ではでは


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