見出し画像

《レポ》SPARK2023 in YAMANAKAKO

昨年に引き続き行ってまいりました、夏の山中湖。


前置き

昨年ビヨが出るからと見に行ったSPARK2022がとても印象深かった。そして今年、ラインナップが出揃ってみたら7/16が「ハロプロ v.s. スタプラ」の様相を呈しています。これは見に行かなければ。

前日は甲府市のビジネスホテルに宿泊。ほうとう、一応食べました。

7/16

早めに宿を出発、途中ChargeSPOTでモバイルバッテリーをレンタルし会場へ。この時期の山梨県のドライブは気持ち良いですね。

メインのSPARKステージの開始に十分間に合う時間に駐車場到着。去年より近い場所に駐車。車の中で涼みながら夏フェス仕様にお着替え。そしてもちろん入念に日焼け止めを塗る。去年は足に塗るのを忘れて大変なことになったので今年は特に念入りに。

会場へ向かう人波に合流。いや〜、今年も暑い。
SPARKステージに入り・・ん?去年よりちょっと狭くしてる?

とりあえず上手側最後方に陣取ったところでSEが流れます

宮本佳林

宮本佳林がSPARKに降臨。1曲目なんだろう?と思ったところに流れるまさかのイントロ・・

「『ひとりで生きられそう』って それってねえ、褒めているの?」

Juice=Juice楽曲、しず恋でもやっていたのでセトリに入るかもな?くらいに思っていましたが、まさかの1曲目・・

なんかもう炎天下の中、朝っぱらから泣いた。最高のスタート。

スタプラ研究生

エビ中のオーディションで最終選考まで行った人がいるとか、研究生用の楽曲をリリースしていること、B.O.L.T組が居ることは知っていましたが、30分の持ち時間で他にどんな曲をやるんだろう?

結果、最高!

  • 「すきっ!」2021年にTikTokで超バズった超ときめき宣伝部の楽曲

  • 「わざとあざとエキスパート」今年TikTokで超バズってるいぎなり東北産の楽曲

  • 「YELL」私立恵比寿中学の名曲

スタプラに詳しくなかったとしても、アイドルヲタなら知ってるであろう楽曲をこれでもかと並べたセトリが最高でした。

なんか泣いてばっかだな・・

ハロプロ研修生ユニット’23

対する研ユニ・・とは言ってもスタプラ研究生とはちょっと立場が違ってて、研ユニは研修生から選抜されデビューが決まっているユニット。

最近、上村麗菜と吉田姫杷の加入が発表されていましたが、今回は2名は参加せず従来の5人でのステージ。

2曲目、直前にステージを務めたスタプラ研究生さんが見学していました。ジッと食い入るように見つめる姿が印象的でした。

会場のあちこちから「ほのほの〜!」と声援が多かったですね。なんか分かるわ。

さて、SPARKステージはここで一旦休憩が入り、ここまでパンッパンだった客席に余裕ができます。

(客席後方の柵も若干広げられました)

BREAK TIME GIRLS

スタプラの若手ユニット。名前は知っていたし、エビ中の2022オーディションに参加していた「ユリア」が最近加入したとのことで、気になっていました。

楽曲はいわゆるK-POPスタイルでダンスをバッキバキに踊る感じ。なるほどな。先輩グループのAMEFURASSHIが似た路線でずっと苦労してましたが、つい最近愛来さんがTikTokでバズって光が差し始めてます。

Yuriaさんの今後に期待。

豆柴の大群

豆柴を見るのはいつ以来だったか・・調べてみたら

土砂降りの女川で見てました。

その時からメンバーが変わりましたが、豆柴は豆柴だな!という印象。ミユキ、マジエンジェル!!

iLiFE!

さて、ここからまた客席が混み始めます。2022年に発表した「アイドルライフスターターパック」がアイドルヲタクの間でこれでもかとバズった。

実際のところライブはどうなの?と気になってました。MIXを積極的に取り入れた楽曲がキャッチーなのは分かっていましたが、実際現地で浴びたサウンドは

ラストの「アイドルライフスターターパック」で会場全体が一体となって踊っている光景・・ん?これ去年見たぞ。ばってん少女隊が「さがしもの」を披露した時と同じ光景じゃんか!

iLiFEさん、来年の今頃はパリでライブやってるのかもしれない。


さて、iLiFE終わりで休憩&ご飯。フェスと言えば焼きそば

富士宮やきそば700円 + ドリンク300円

去年と同様、STU48瀬戸内PR部隊をBGMに。

日焼け止めを塗り直したりしている内にOCHA NORMAが始まります。

OCHA NORMA

これまで何度もイベントやオープニングアクトで見ているにも関わらず、わたしは掴みかねていました。「OCHA NORMAとは何なのか?」を。ハロプロの他のグループにはそれぞれ特色があります。OCHA NORMAに関しては正直それを判断することができずにいました。

今回のステージでようやく分かりました。

OCHA NORMAは令和版ハロプロである

当たり前じゃん?彼女たちハロプロだよ?いま令和だよ?と言われそうですが、現存する娘。以外のグループ、実はそこまでハロプロ臭がしない・・いや、もう少し言い換えると「ベリキューのニオイが薄い」んですよね。そこを令和の最新版としてUPDATEさせたのがOCHA NORMAなんじゃなかろうか。なのでカバー曲も「本気ボンバー」じゃなくてよりハロプロ臭の強い「一丁目ロック」だし、「バッチ来い青春!」や「ラーメン大好き小泉さん」のようなハロプロ臭の強い曲をカバーしてて。

3rdシングル、広瀬香美作の「ちょっと情緒不安定?…夏」以外の3曲は「あぁ、ハロプロだな」と感じますし、現時点ではそういうことなんだろうと思っています。

さて、このOCHA NORMAでまたSPARKステージに人が集まりました。次はいぎなり東北産なんですが、わたしはちょっと別なステージに。

CYNHN

今回のタイムテーブルで最も悩んだのが「いぎなり東北産とCYNHNがかぶっている」ことでした。自称楽曲派としては両方見たい。一応翌週いぎなり東北産が出演する無料イベントが地元仙台であるので・・と自分を納得させ、ここで初めてSPARKステージを離れBOTANステージへ。

さてこのCYNHN、分かりやすく言うと「ロックに寄せたフィロのス」であり、楽曲「キリグニア」がアイドル楽曲大賞2022を獲得している、バリバリの楽曲派。

そして個人的に好きなのは「ギターのサウンドが非常に良い」こと。自分でもギターを弾くので分かるんですが、CYNHNの音源に収録されているギターのサウンドって「ギタリストが弾いていて気持ち良い、最高のサウンド」をそのままパッケージングしています。これ、他のアイドル楽曲ではなかなかお目にかかることがないです。普通は録音したサウンドの上に数段階のフィルタが掛かっているように感じるんですが、CYNHNの場合そのフィルタが無い、ギタリストが知っている「良い音」が生のままドンと出てくる感じがあります。多分、レコーディング・エンジニアあたりに変態がいると思う。

楽曲もサウンドも、そして歌唱力も抜群に良いCYNHNをどうしても見てみたかった。

実際目にしてどうだったか。

これがもうね、極上!最高!な訳です。唯一、(おそらくハウリングする関係で)マイクに強めのEQがかかっていたのが残念・・これはまた近々見なければいけない、楽しみが増えたことにします。

正直観客はそれほど多くはなかったです。ですが、後ろの方で振りコピしてたヲタの皆さんが最高でしたし、なによりステージから放たれるエネルギーに撃たれました、シビレました。

まだこの曲を聞けていないので・・TIF行くか?

STU48

CYNHN終わりで場内をちょっとブラブラ。SPARKステージに戻ってSTU48を。ここも曲が良い。

ずーーっと甲斐心愛を見てました。

ukka

さぁukka。去年は残念ながらコロナ感染でキャンセルせざるを得なかったukka。今回参加している全グループの中でも楽曲のクオリティはトップクラスのukka。

前回生で見たのは・・去年の秋田分校か。

春先のIDORIZEの配信も、先日のやついフェスの配信も、どれもこれもメチャメチャ良くて、良すぎて泣けて。

この日はどうだったか。まずはセトリから。

これはいつものことなんですが、ukkaはovertureの時点で泣けるからもう。。

1曲目、灼熱とアイスクリーム。

昨年、SPARK2022はコロナ感染での出演辞退が相次いだため、30分空いたメイン:SPARKステージで「夏のアイドル曲かけるからリクエスト頂戴!」という企画がありました。

そこにわたしがリクエストしていたのが「灼熱とアイスクリーム」

その時は採用されませんでしたが、1年越しでリクエストが通った瞬間、涙がこぼれました。

そこからはもうあっという間。気付くと最後の曲。

これがまた切なくて、切なくて。AM0805の交差点。最後列で涙ボロボロ流しながら見ていました。

CROWN POP

ukka終わりで飲み物を買いに行って、戻ってきたらクラポ。会場全体がたけのこになってました。

クラポを生で見るのは初めて。もちろん初代シンデレラのことは知ってますし、なぜかわたしのTLにはさほるんがよく流れてくるんです。

なんだあのアンコールは(笑)

わーすた

最近だと「すまん、犬。」が好き

あー、なんか人気あるのが分かる、全体的に「ちゃんとしてるな」という印象でした。

※この後からがわたしの本番なので、体力温存してました。

つばきファクトリー

つばき、実は生で見るのは初めて。

遠くから見てみて感じたのは、豫風瑠乃の特異さ。翌日のLuckyFesの配信を見てても同じことを思ったんです、立ち姿というかシルエットがキマっている。衣装とか髪型とかスタイルとか、そういった表面的なことではなく、オーラに近いものかもしれません。「豫風瑠乃という存在が立っている」と感じることができる。

豫風瑠乃を見るために、彼女の歌を聞くためにお金を払っても良い。そう思える未来がすぐ近くまで来ているように感じます。

TEAM SHACH

問題のシャチ。

去年、SPARK2022で見たときは「異常なくらい低音出てるな」という印象、「あ、佐藤優樹ヲタの大黒さんだ!」くらいの印象。逆に言うとそこまで強い印象ではなかったんです。

さて今年。つばきファクトリーで夕暮れ → 暗闇に変わっていたのでペンライトを取り出したんです。点けてみたらなんか色がおかしいな?と思い、シャチの1曲目のときに電池交換してました。「あ〜、なんか聞いたことあるな、この曲」くらいに思いながら。場所は相変わらず上手寄りの最後列、柵の前。

2曲目が始まったときに、なんか違和感。この時は違和感の正体に気付いていませんでした、暑さでボーッとしてたのか。

3曲目の冒頭、「セッツ」で気付きました。「おんなじ曲だ・・ヤリやがった!!」と。

この3曲目でメンバーが客席の外周を廻り始めます。咲良菜緒さんが上手の真横くらいに来ていたのがうっすらと見えました。曲が進むと今度は大黒柚姫さんがPAテント前(ステージと正反対)に来ているのが見えました。大黒さんは目の前を通って上手側へ。もちろん、サイリウムは紫を振りました。信玄餅がどうとか言ってたのは覚えている。

すると今度は落ちサビで咲良菜緒さんがPAテント前に。周りのオタがひざまずいていたので自分もひざまずく。もう咲良さんを見たりステージを見たり大黒さんの位置を確認したりで大混乱!!

4曲目もまた同じ曲。このくらいからもう刷り込みが完了しているので多くの人が一緒に踊れるようになっている恐怖。

咲良さんが上手側に移動を始めたので青いペンライトを柵前で振っていたらまさかの・・

ペンライトを握っていたわたしの右手にチョンっと触って去っていきました。

もうなんか脳汁どころか脳みそを直接かき回されているような状態。

メンバーがなにか投げているのも見えました。信玄餅投げてるの?と思ったらカラーボールだったようで。

坂本遥奈さんはPAテント脇にいた高嶺のなでしこと一緒にカメラに映るし、ステージを見るとビーチボールが客席を跳ね回っているし。秋本帆華さんってこっち来たっけ?確か来たな、もう覚えられる状況じゃない。

「ラスト!」「ナニクルンダロウネ」

からの

「セッツ!」

もう完全に洗脳が完了していたので全力のコール&振りコピ!!ビヨのために残していた体力、ここでかなり使いました。オーバーワーク。


個人的には最高な体験だったんです。

後日Twitter上を見ると賛否両論だったようで。

  • 一般エリアのチケット7,500円に対し前方エリアのSPARKチケット30,000円もするのにアレはないんじゃない?

  • 色んな曲を聞きたかったのに1曲だけかよ

なるほど、確かに。特にチケットの件はね。

個人的にはああいうイレギュラーな事件が大好きなので、むしろWelcomeでした。後年語り草になるような現場だったと思います。

BEYOOOOONDS

さて、本命。このために朝からラストまで待ってた。

シャチのお陰で会場があたたまった・・というか異常な雰囲気。この荒れた状況でビヨはどこまで戦えるのか?と思っていました。

1. アツイ!
2. ビタミンME
3. 求めよ…運命の旅人算
4. 恋愛奉行
5. 夢さえ描けない夜空には
6. オンリーロンリー
EN. ニッポンノD・N・A!

BBEYOOOOONDS SPARK2023 in YAMANAKAKO

前半4曲フルスロットル、夢さえでクールダウンしオンリーロンリーで感動の渦に巻き込む。よいセットリストだったと思います。

最後方の柵前から中列くらいまで進み、広い場所で全力でコールしました。ひとつには自分が楽しむために。そしてもうひとつ、おそらくわたしの後ろには他ヲタの方がいるであろう、その方々に全力で「これがビヨだよ、これがビヨヲタだよ」というのを見てもらうために。

なんだろ、過去のどのビヨ現場よりも楽しかった。魂の解放みたいな感覚がありました。これ感じたの、98年FujiRockのprodigy以来かも。

そしてアンコールに答えてくれたビヨから出た「ニッポンノD・N・A!」

短いイントロを聞いて曲を察知した瞬間、地面に倒れ込み、四つん這いの状態で「あ゛ぁぁぁぁぁぁぁっっ、じゃっぱに゛ぃ〜〜ずっ!」と叫んでました。ここで聞いたDNA、これまで聞いたどのDNAをも超えた最高のDNAだったと思います。

BEYOOOOONDS、凄かった。

P.S.
夢さえの冒頭で「ヤベッ」っとPAから聞こえましたが、あれは誰ですか?ももひ??
==
(2023-08-02追記)
その後放送されたTV番組「ハロドリ。」にて、清野桃々姫の靴が壊れたという証言がでています。コレか。


感想

非常に楽しいフェスでした。

良かった点

  • ハロプロとスタプラを一同に集めたタイムテーブル、非常に良かったです

  • 去年と違い、3日間晴れて良かったですね。晴れすぎでしたけど

  • やっぱりSPARKステージ後方だと芝生でのんびりできるのが最高

  • SPARKステージ、重低音の響き方が素晴らしいんです。通常のキックやベースよりも更に下の音域まで響かせてくれるから気持ちよかった

  • 現場スタッフの皆さんも日傘や無断撮影等の禁止行為への注意を適切にしていたと思います。おかげで一定の規律が守られていたなと

  • 塩タブレットの無料配布は神

100円の謎水と無料配布塩タブレット

来年に期待したいこと

昨年もそうでしたが、事前のアナウンス関係がちょっとイマイチ。この辺だけはもう少し頑張っていただけると幸い。

行く前は「大丈夫なのかな?」とちょっと不安になるんですが、実際会場ではとても楽しく過ごしました。

あとアレか、終演後の駐車場の大渋滞。解消してほしいけど、さすがに導線増やすのも無理そうだしな・・


細々としたところはありますが、全体的にはとても楽しいフェスでした。

来年もビヨが出るなら行きます。

長文を最後までご覧いただき、ありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?