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《レポ》〜ゆきのうえにきのホ。〜きのホ。のさっホ。ろあこーすてぃっくわんまん

タイトル未定さんのZeppSapporo公演に併せてたくさんのアイドルグループが札幌に集結。対バンイベントで盛り上がる中、きのホ。がアコースティックワンマンを開催。なにそれ、絶対面白いやつ!と見に行くことにしました。

会場は北海道大学植物園に程近い、VyPass.さん。

会場前では美里さんの手型がお出迎え

遅めに会場入りしたらこんな感じになってました

さて、VyPass.さん。ネットで見た限りでは飲み屋さんの延長でライブもできますよ~程度の会場かと思ってました。

地下一階だったので階段を降りると、目の前にはバーカウンター。すぐ左にはちょっとしたスペースがあって物販コーナーに。奥にある通路を抜けると・・結構ちゃんとしたライブハウス。ステージもスピーカーも、PA卓もちゃんとある。スタンディングならゆったり50人くらい、ぎゅうぎゅうなら80人くらいは入りそう。

そこに椅子を並べて観客は20数名くらいでしょうか。ほぼ満席だったので、上手後方から一番奥の下手後方へ移動・・したら席がない。。ま、最後列だしそのまま立って見ててもいいかなと思っていたら、スタッフさんが「座ります?」と椅子を持って来てくれました。感謝。

落ち着いたので会場を見渡すと、PA卓の前になにやら怪しいタワーが。テーブル+椅子+ビールケースを積み重ねて、その上にタブレット端末を立てる。実はこれがツイキャスで配信された映像を撮影していたカメラ。工夫って大切。

そうこうしている内にメンバーとポテトさんがステージに登場しライブがスタート。なんか座ったままライブを見るのはコロナ禍の声出し禁止ライブを思い出す。

まず最初に乾杯。先日20歳を迎えたくるちゃんが乾杯の音頭を。そういえばドリンクチケットまだ使ってなかったので、かんぱ〜いの声と共にドリンクチケットを掲げてみました。

1曲目 桃源京
くるちゃんのカズーがイントロのメロディを奏でる。この日は観客が多くなかったこともあり、やたらメンバーと目が合う。特に美里さん。配信でも度々画面左側を覗き込むような仕草があったと思うんですが、あれPAスピーカーの陰になっている人に丁寧に目線を送ってたんです。なんて優しさ!

2曲目 コネクト
この曲、アコースティックで演奏することでより本質が際立つというか、歌が、歌詞が心に真っ直ぐ入ってきました。気付いたら涙ぐんでました、涙がこぼれ落ちるのはギリ我慢できた。いい曲だな、うん。

桜寝「コネクトで思い出したんですけど、、北海道で食べたいもの何ですか?」
小花衣「えっ?なんで思い出した?」
このツッコミ早かったな!!

3曲目 あなたはそうだろう
ミコちゃんの「愛なんて嗜好品じゃないのか」
からの、こはみりのハモリ、らねさんのソロ、そしてサビで全員でユニゾンする強さ。きのホ。の良いところがギュッと詰まっていました。

4曲目 フューチャー・スターダスト(PIGGSのカバー)
以前、Xにくるちゃんが動画を出していたPIGGSの曲をこはくるの2人だけで。

この曲がね、ホント心に刺さりまくるんですよ。特に私は旧BiSの幻影をいまだに追い続けている部分があるので。泣きました。この辺の曲、こはくるに合いますよね。

5曲目 年下の男の子(キャンディーズ)
美里さんを加えて3人で演奏。「皆さん世代の曲ですね」。。これリアルタイムで聞いてた人って60代とかじゃないかな。
もうね、ホントほんわかしててニコニコ聞いていられました。美里さんの投げキッスが飛んでくるまでは。。

6曲目
ここで全メンバーが揃い、
「次はきのホ。の曲になるのかな」「曲名言っとく?」「きのホ。の新曲ね」(はっ?マジで!?)「・・・チェリー!」(ん??YUIの!?)「スピッツのチェリー!」そっちかい。
うん、こういうシンプルなお楽しみがあるのも良き。

ここで美里さんから「ホカホカトーク」なる謎ワードが飛び出し、ほっこりエピソード大会へ。

小花衣「こはる、失くしたバスのチケット、見つかりましたぁぁ!!」なにを言っているんだ??

7曲目 観月京
サビでミコちゃんがコーラスパートを歌ったのが幻想的な響きですごい良かった&初めてあそこの歌詞を認識しました
「せやし せやし ほなおいでやす」
「ほなね ほなね ほなはばかりさん」
※ 「はばかりさん」は「ご苦労さん」や「お疲れさん」といった意味の京ことば

8曲目 昔の話
この曲を聴くたびにゾーンBのあのシーンを思い出す。空気感に一気に持っていかれる。

9曲目 きのみきのまま
暖かい気持ち、切ない気持ち、色んな気持ちがごちゃ混ぜになったような、でもいつまでも聴いていたい、終わってほしくないようなラストでした。

配信が終わった後、椅子を片付けた後に例のこはるチケットの争奪ジャンケンがあり(1回戦でグーを出して敗北)、特典会へ。私はドリンクチケットを引き換えようとバーカウンターへ向かい、カクテルを飲んでそのまま帰途に着きました。


良いライブでしたね、うん。またアコースティックはやって欲しい、やるべき、見に行きますので。

さて、今回のライブで特に印象に残ったのは小清水美里さんでした。

美里さんって歌も上手いしダンスも上手い、たくさんの光る部分を持っている人だと思うんです。今回アコースティックで歌唱面に絞ったパフォーマンスを見たことで、自分の中でより明確になったというか、、

きのホ。って色々な特徴を持ったメンバーの集合体な訳ですが、その中でも美里さんには非常にスタンダードというか、真っ直ぐな性質を感じています。

どう表現したら良いか難しいんですが、「きのホ。に基準となる線を引く人」だと思っていて、美里さんを基準にして他のメンバーの特性を考えることが多いです。
で、この美里さんが引く基準線ってのがレベルが高いんですよ。だからこそきのホ。全体のレベルが高い。そして美里さんが成長すればするほどきのホ。の基準値が上がるので全体的なレベルがグッと上がる。

この状況をどう例えたら良いのか、なにか上手い例えはないのかと思案していたら、今日ライブを見ている最中に思いつきました。

「小清水美里=キャプテン・アメリカ」説

うん、なんかしっくりきた(自分の中で)

わたしは基本箱推しではありますが、これからもライブを楽しみつつメンバーの成長を見守りたいと思います。

とりあえず明日はZepp Sapporo、明後日はさっぽろ雪まつりだ!

手の甲に押されし烙印

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