赤い宝石と銀の輝き

画像1 こんにちは! 陽子絵画制作室です。今朝は近所のYさんのお勧めで、ご自宅の垣根に生えている「ユスラウメ」の実を採らせていただきました。「ユスラウメ」は食用の実がたくさん実る庭木です。果実の見た目はとても赤くピカピカして、味は甘酸っぱくみずみずしいです。傷みやすいのでお店では見かけません。韓国にいたときは、なにかの催しの際、同じ実を紙コッに入れて提供していました。
画像2 制作している日本画作品で、金箔、銀箔、銅箔等を使う予定があり、久しぶりに「箔あかし」をしました。金属箔はとても薄く破れやすいので、「あかし紙」に貼り付けて扱うのです。写真はその準備で、雑誌の上に半紙を置き、そこに「ごま油」を垂らし、バレンでこすってから、別の半紙の上に置いた「あかし紙」をそのバレンでこすってうっすら油分をつけます。(右側) 白いあかし紙をバレンでこすっているところ。
画像3 そのあかし紙を竹の箔箸と指で角を持ってつまみ、箔の上に左上の角が揃うようにそっと重ねて置きます。右側は銀箔です。
画像4 銀箔の上に重ねたあかし紙の上から箔箸でそっとなでます。
画像5 すると箔があかし紙に吸い付き、箔箸で容易にめくって移動させることができるのです。今日は銅箔数枚と、銀箔十数枚をあかしました。銅箔が少なかったので明日以降購入してあかそうと思います。箔あかしは久しぶりでできるがどうかドキドキしましたが、なんとかできてよかったです。読んでいただきありがとうございました。

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