樹木の花と絵画教室｜陽子絵画制作室

こんにちは！陽子絵画制作室です。今日は神戸の絵画教室がありました。絵画教室の庭に生えているユスラウメの枝に早くも白い花がほころび始めていました。

玄関に置いてある椿の鉢もいつの間にかたくさん咲いていました。

絵画教室では、「スクラッチ」という技法を試し描きしました。色画用紙や普通の画用紙に、クレパスでいろんな色を塗っておいて、その上から違う色を塗って、削った割り箸でひっかいて下地の色が見えるようにするという技法です。小さな色画用紙にクレパスを塗って試しました。引っかいたところに下に塗った色が出てくるのが面白いようでした。

スクラッチを試してから、前回描いていた大きな絵にスクラッチを部分的に取り入れたりして、時間の余った生徒さん達は「宝石箱」という紙工作をしました。牛乳パックを輪切りした紙筒の片側をトレーシングペーパーでふさぎ、中にアルミホイルを筒状に丸めたものを入れて、反対側にカラーセロファンを貼ったら完成です。光の差す方にセロファン面を向けて、トレーシングペーパー側から透かして見ると、箱の中が様々な色で満たされました。

緑いっぱいの宝石箱

五色の宝石が輝いています。こどもの生徒さんは「輝くもの」「動くもの」が大好きです。いろんな感覚がとても鋭く、感受性が豊かだなと思います。

中学生の生徒さんは野菜と果物の静物画を完成させました。よく観察して丁寧に描けました。

日が暮れてからユスラウメを見ると、朝にも増して白い花が枝々に咲き始めていました。春の到来を実感した一日でした。皆さんはどんな春の一日を過ごされましたか？読んでいただきありがとうございました。