「手」とアゲハ

画像1 こんにちは! 陽子絵画制作室です。今朝アゲハの飼育ケースを見ると、羽根の模様が透けて見えるさなぎがありました。朝ごはんを食べてから再び見ると、すでに羽化していました。
画像2 飼育ケースの中で羽ばたきしていたので勝手口側でケースのフタを開けるとお向かいのひさしにとまってから大空に飛んでいきました。
画像3 講師をしている学校の三年生の選択授業では、「手」の鉛筆デッサンをしています。生徒のみなさんが描いている間に私も指先を集めたポーズを描いています。「手」一つの中に奥行きや力強さや表情があり、手首も含め更に描き込もうと思います。
画像4 「手」が印象的な絵画です。ルネサンス時代にミケランジェロがバチカン市国のシスティナ礼拝堂の壁画に描いたフレスコ画です。たまたま美術室に図集がありました。アダムと思しき男性が、ゼウスから指先を通じて何かパワーを伝授されているようです。
画像5 先程の壁画の一部分です。手から手へ、命が伝わっていくように感じられます。
画像6 制作中の日本画は、昨日箔押しが終わったので、箔の表面を脱脂綿で軽く拭いてから、膠水にミョウバンを溶かしたドウサ液を施しました。箔の変色を防ぎ、また箔の上から絵が描けるようになります。数回塗り重ねる予定です。読んでいただきありがとうございました。

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