お久しぶりのホテルオークラ!
昨日、仕事でホテルオークラ東京へ。
2015年に建て替えのため閉館した際の切なさは上のブログで綴った。
その「オークラ東京本館」が工事を終え、「ジ・オークラ東京」としてリニューアルオープン。噂通り、旧本館の象徴だったロビーは見事に再現されており、「ほほぅ」と吹き抜けの上のフロアから見下ろし、しばらく感慨深く眺めてしまった。
きれいに修繕された新ロビー。壁面の装飾は新調したらしいが、イスとテーブル、照明は当時のまま。建て替えにあたり特別チームを結成し、"完全再現"に努めたとのことだが、天晴れとしか言いようがない。フレッシュな空気をまといつつ、漂う時間の流れが改装前と変わらない。あのさよならの日からブランクなくそのまま日々を重ねてきたかのよう。本当に驚いた。
海外の模倣ではなく、世界に通じる日本独自のホテルの創造。
1962年の開業当時に掲げられたその言葉が生きている。今度はゆっくり日中に足を運び、麻の葉紋の木組み格ごしにロビーで日の光を感じてみたい。
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