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ひたすらパンを焼く女

「ひたすら」シリーズ、パン編です。

きっかけは梅シロップの梅からふと思い立って酵母をおこしたこと。パン作りプロ級のお友達から中種の作り方を教えていただきさっそく作ってみました。

*酵母液
シロップを濾したあとの梅を瓶に戻し浄水を入れておくと3日目あたりから発酵してきます。これが酵母液
*中種
①酵母液40g、全粒粉40gを瓶に入れて混ぜる
 2倍になるまで室温で置く
 冷蔵庫で一晩ねかす
②これに強力粉60g、浄水42g(粉の70%)を入れてよく混ぜる
 2倍になるまで室温で置く
 冷蔵庫で一晩ねかす
③さらに強力粉80g、浄水56gを入れてよく混ぜる
 3倍になるまで室温で置く
 冷蔵庫で一晩ねかす
準備完了!いよいよパンを焼きます。

《クルミといちじくの天然酵母パン》
・強力粉 125g 
・全粒粉      25g
・砂糖    10g
・塩                3g
・中種          50g
・浄水          90g
・クルミ      30g
・いちじく  30g

①容器に浄水と中種を入れて少し置いておく
②ボールに粉、砂糖、塩を入れ混ぜる
③そこに①を加えスキッパーでザクザク混ぜその後ボールの中で
 粉気がなくなりひとまとめになるまで手で混ぜる
④台に取り出しなめらかになるまでよくこねる
⑤丸くまとめボールに戻しラップをかけて一次発酵(3時間)
⑥ガス抜きしてから20分ベンチタイム
⑦生地を麺棒で伸ばし刻んだらクルミといちじくを全体に散らし
 両端から巻いてとめて成型後二次発酵(3時間)
⑧焼く前に表面に粉を軽く降り切り込み入れる
 210℃で余熱したオーブンで15~20分焼く

自分の作業を振り返りながら書いてみましたが
すみません、アバウト過ぎてたぶんこれだけじゃわからないと思います。あくまで自分用の備忘録がわりです。
でも天然酵母のパンがいかに時間がかかるのかは伝わるでしょうか。
酵母をおこして中種までにするのに軽く一週間はかかりますからね。いざパンを焼くとなっても半日仕事です。
先日我が家で友達とランチ会をした時は1時に焼き上げるために逆算して前日の夜から仕込みました。
一次発酵後朝まで冷蔵庫に入れておけるのは助かります。

何かと手間隙かかる天然酵母のパンですが美味しさは格別!
弾力もあり風味もよく実に味わい深いです。翌日も美味しい。
中種を継ぎながら同じパンばかり13本焼きました。
先ほど焼いた14本目のパンは実家の甘夏でおこした酵母を使って焼きました。酵母液が苦かったのでちょっと心配でしたがパン自体はまったく苦味なしでやれやれ。
飽きずにここまで同じパンを焼き続けましたが、この備忘録をもって一段落としようかな。
と言いつつ中種がなくなるまであと5、6本は焼くかも?

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