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二宮遠足日記
数十年ぶりに吾妻山公園に行ってから一週間が過ぎた。
冷たい雨が降りちょっぴり雪も舞うまさに冬という週であったが、今日は日差し眩しい良い天気。先週の木曜日も良い天気だったなぁ、と写真を見ながらあらためて思う。
この日はふたばの森のメンバー4人での集いであった。
ふたばの森、というのは書道家武田双雲さんの書道教室である。通うことになったきっかけは最初の頃の記事に書いたが、今思うとあの教室で過ごした時間は私の人生にとってスパイスだったのだと思う。
当時すでに自分が教える立場であったにもかかわらず、双雲さんのところに行ったのは字を習うためではなく枠を外すため、とよく人に話していたが、それより何より先生はじめ来ている生徒さんたちとの交流がとにかく刺激的で気づきがいっぱい!様々な職種、年齢、背景の人たちの中にいることでどんどん自由になっていく感覚だった。わずかなスパイスでいきなり引き立つ料理のように、それまでのなんでもない日常のあれこれがキラキラ見えだした。やりたいことはとにかく何でもやるようになった。できると思えばできる!という根拠のない自信もついた。二胡とひょうたんランプのコラボイベントを何度か開催したのも確かこの頃だった。懐かしいなぁ。
双雲さんがアメリカに行くということでふたばの森はなくなってしまったが、こうしてその時のお仲間で集うとまたまたスパイスがよみがえりしばし日常は輝き出す。
(ちなみに教室閉じてからコロナ禍に入り先生のアメリカ行きは延期になってしまったのだが)
前置きが長くなったが、この日は二宮の「のうてんき」さんのビリヤニランチからのスタート。
![](https://assets.st-note.com/img/1676523336552-lmusQhBaas.jpg?width=800)
チキンビリヤニ
![](https://assets.st-note.com/img/1676523426121-C2tNH3dmp8.jpg?width=800)
青臭いのかと思いきやサラリとお水感覚でいけちゃう不思議な飲み物
のうてんきさんは細い路地の奥にひっそりと馴染んでいる昭和の頃の借家というたたずまいの小さなカフェ。地の利があるとは言えない場所ながらいつもたくさんの方が訪れるお店です。
![](https://assets.st-note.com/img/1676523587535-SrW8q9WqEk.jpg?width=800)
吾妻山公園に行ったあとに向かったのは「二宮サロン」といういわゆるお家カフェに向かった。
ここでは今ヒンメリがたくさん飾られているとのこと。
ところでヒンメリとは?
![](https://assets.st-note.com/img/1676524846662-w7YgNKwPMS.jpg?width=800)
素晴らしい造形✨
![](https://assets.st-note.com/img/1676525021005-Cxcmt6GrFI.jpg?width=800)
実は先ののうてんきさんはこのサロンのオーナーさんが手がけたカフェとのこと。道理で流れている空気感が似ているはずだ。
そんな場所での語らいはふだんはスルーしている心の奥底が垣間見えるような言葉が自然とあふれてくる。
『人は人によって己を知る』
と誰かが言っていました、と遺留捜査の糸村さんなら言いそうだが、そんなことを実感した一日でした。
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