マレーシア映画「夕霧花園」トムリン監督へのインタビュー(54分)

今年2021年7月24日に日本で公開決定した映画「夕霧花園」(英題The Garden of Evening Mists)トムリン監督(林書宇)にインタビューをさせていただきました。
日本語字幕あり。

本映画の上映は、東京渋谷のユーロスペースから、順次全国で上映予定。
映画の公式ホームページ http://yuugiri-kaen.com

Interview with The Film Director of The Garden of Evening Mists (夕霧花園) Mr. Tom Lin

This interview was held on 13/3/2021. The film will be released on the 24th of July 2021 at Eurospace in Shibuya, Tokyo.

質問1 (2:06)
Please tell us about the story behind what triggered you to be the film director of this film.
なぜこの映画製作を引き受けようと思ったのですか?

質問2 (8:41)
The beginning of the movie, it’s beautiful Cameron Highland scenery that starts from there. Why did you chose the scene (location)?
キャメロンハイランドの美しい情景から映画が始まります。なぜそのシーンを選ばれましたか?

質問3 (11:16)
How’s the (covid19) situation in Taiwan and the film industry?
現在の台湾のコロナの状況と台湾の映画界を取り巻く様子を教えてください。

質問4 (12:00)
How did you select the actors? Hiroshi Abe, Sin Je Lee an Sylvia Chang.
どのようにキャスティングしましたか?
(阿部寛さん、シンジェリーさん、シルヴィアチャンさん)

質問5 (20:27)
Please tell us your impression towards Japan and Japanese culture.
日本と日本文化(アニメや映画など)についての率直な印象を教えてください。

質問6 (27:13)
Please tell us your experience growing up in western culture and how it impacted on your life and you become who you are now.
アメリカでお育ちの監督のご経験と、現在に至るまでにアメリカ型教育が監督に与えた影響についてお聞かせください。

質問7 (31:15)
How do you feel about the film will be released sometime in Japan?
日本でいよいよ上映が始まります。どのように感じていますか?

質問8 (35:12)
Can you please simplify (the word redemption for the audience)?
REDEMPTIONという言葉をインタビューの中で頻繁に使っておられます。とても大事なメッセージなので、もっと伝わりやすいように、わかりやすい言葉にしてください。

質問9 (38:44)
As a storyteller, what do you think is your a life mission?
ストーリーテラー(語り部)として、あなたの人生の使命とは何だとお考えですか?

質問10 (43:49)
Regarding Myanmar current situation, many innocent people has been forced to be involved horrible stuff and it looks like global community cannot really reach out to give them helping hands. How would you like to deal with your enemies if they are in front of you.
現在のミャンマー(旧ビルマ)は罪のない人々がたくさん苦しんでいます。国際社会が救いの手を差し伸べることも難しい困難な状況が続いています。
もし、監督の目の前に、敵や鬼が現れたらどのように対処されますか?


【映画の紹介】
公式ホームページ http://yuugiri-kaen.com
予告編 https://youtu.be/nkTVhQI-44s

マレーシア人作家Tan Twan Engの同名の原作の映画化。
第二次世界大戦後のイギリス占領下のマラヤ。中国系マレーシア人のユン・リン(李心潔 / リー・シンジエ)は、戦時中マラヤを占領していた旧日本軍に妹と共に捕らえられ強制収容所に送られ、酷い虐待を受け続けた過去があった。妹は慰安婦にされた上に惨殺されてしまう。ユン・リンは、自分だけが生き延びた罪悪感と妹を助けられなった後悔で日々苦しめられていた。牢屋の中で妹がいつも語っていた「昔幸せだった頃に家族で旅行した京都で見た美しい日本式の庭園を造る」という夢を実現しようと、かつては日本の皇居庭師で、戦後はマラヤの山奥でひっそりと暮らす中村有朋(阿部寛)を訪ねる。舞台は大自然に囲まれたキャメロンハイランド。最愛の妹の命を奪った憎むべき日本人と向き合うことは不本意だが、寡黙でミステリアス、そして庭を愛する有朋との交流を通して、ユン・リンの心がゆっくりと癒され、長く苦しめられていた日本人に対する憎しみの感情が浄化され、二人は次第に惹かれて合っていく。

【この映画の鑑賞方法】
日本国内では7/24より劇場公開(東京渋谷ユーロスペース)
マレーシア・シンガポールではすでに上映終了(HBO GOで視聴可能)
https://www.hbogoasia.my

【インタビュアー・字幕翻訳】
江頭陽子 (えがしらようこ / Matahari @ マレーシア)
*マレーシア在住11年
*日英通訳・バイリンガル司会者・ライフコーチ
*noteマガジンを不定期にて執筆中。
BEFORE TOO LATE
かつて 日本が占領したマレー半島 (現シンガポールとマレーシア) で紡ぐ「赦しの糸」
https://note.com/yokomindarise/m/m836f0c96ea22
*2021年2月より日本旅行アジアにてオンラインスタディツアーのガイドとして活動中。
<ツアーの詳細・ご参加お申し込みはこちらから>
https://ntaasia.com/tour/malaya-study-tour/(日本旅行アジアのホームページ)
*インタビューのスクリプト(英語)はこちらからダウンロードできます。
https://drive.google.com/file/d/1lqDKS8voRfsUL_6VMpj0ItZxFOY86OXj/view
*お問い合わせ
note.matahari.malaysia@gmail.com

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