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今日を諦めてしまうのが、最高のセルフケア

今週の月曜日から昨日まで、頭痛でまいってしまった。パソコンを開けて仕事をするのもしんどいし、スマホの画面を見るだけでも頭が重くズキズキしていた。


月曜日

朝起きて、気温の変化が激しいからかな? しばらくいつも通りの生活をしながら様子を見ようと思った。(ハノイの冬は25度から10度と気温の変化が激しい)

夕方になっても、なぜかモヤモヤした体調不良から脱せず。そ今日全体を通してすっきりしない1日だった。だからこのまま1日を終えたくないと、深夜までダラダラお笑いのYoutubeを見てしまう。早く寝ればいいのに、それじゃダメな気がしていた。


火曜日

今日はハノイの繁華街まででかけて、新しいカフェを見つけようと思った。そこで写真を撮ってまたSNSで紹介できたらいいなって思いながら。でも出かけられなかった。冷たい霧のような雨が降りだし、頭痛がひどくなる。これはダメだと、ソファの上にダラダラと寝転がり、仕事のSNSの更新や連絡をした。夜は友人に誘われ、深酒をしてしまう。


水曜日

昼前からまた頭痛が。すっきりしない自分の頭をポンポンと叩く。ただ、一昨日からの自分の行動を振り返り、ダラダラするだけでは決して治らないやつだと悟る。午前中、必要なミーティングと仕事の連絡を終えると、パジャマに着替えてベッドへ向かった。スマホをマナーモードにして、カーテンを閉め、本を読みながら眠くなるのを待った。寝た。夜もあっさりとした刺し身とご飯、それからワインを数杯だけ。早々と就寝した。


今日

週頭からスッキリしなかった体調が、かなり良くなった。パソコンを開け、仕事をしていても、昨日とは格段に集中できているのが分かる。



やっぱりなぁ。と思った。

今日の私、調子がいい。それは昨日の私が「昨日」を早々に諦めてくれたから。

体調が悪いと自覚があるのに、気のせいだろうと思い、いつもどおりの生活をしようと頑張ってしまうことってありませんか? でもこの私は不調だという自覚は、かなりの確率で正しい。カラダとココロがなんとかしてくれとサインをきちんと送っている証なのだから。

でもそれを「気のせい」とついつい無視して、日常を送ろうとするから、不調はずるずると続く。そして不調が原因で起こった遅れやミスを挽回しようと、さらにいつも以上に時間をかけて仕事をしてしまうから、その不調は治らないという負のループに捕まってしまうのだ。


やっぱり不調を感じたら、きっぱりすっぱり諦めるのって大事。1日を、もう頑張らないと覚悟を決めて、真剣に休んだほうが、回復も早い。

まぁ、でも。今日を諦めるのって勇気がいる。でもこれは戦略的諦めであって、明日のためのものなのだ。迷わず諦めよう。感じた不調サインを、ちゃんと受け止めてあげよう。

今週の自分を振り返って、また自分に優しくなれた気がした。


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