環境問題とは、自分の健康問題だった
去年2023年は体調も心の様子も晴れ晴れとせず、何をしてもうまくいかないなんて時期が結構あった。時間とお金をかけて古今東西身体やメンタルに良いと呼ばれるものは試しまくった。筋トレが良いと聞けばジムに通い、ボクシングでストレス発散できると聞けば、ボクシングジムに入会し、コンブチャ、薬膳、ローフードなど食べるものにも私なりに気をつけた。瞑想もしたし、14時間断食を毎日続けたりもした。それでもスカッと爽快化しないので、バリのウブドに飛び、アーユルヴェーダの施設で2週間みっちり整えてもらったりした。
私が試したことはそれなりにちゃんと効果があったように思う。終えたあとは気持ちいい〜とちゃんとなった。だけどなんていうかその気持いいは一時的なもので、根本的な解決にはなっていなかったように思う。
2024年。特に新しい健康法を試し始めたわけではないけれど、私の気分は晴れていて、体調もなんだかいい。私全体が軽いのだ。
その答えはめちゃくちゃ単純で、最近住んでいるジャカルタの空気汚染がかなり軽減されているのだ。よく雨が降っているから大気中の汚染物質が洗い流されている説や、選挙が近いから説など、空が青くなった理由は色々あるらしいが。
吸って吐いて、呼吸をなんの心配もなくできること。そして雨季の合間の晴れがとても眩しく絵の具のような青空が見られること。これはすべて去年のジャカルタでは見られなかった光景なのだ。2023年は毎日空は黄色く濁り、空咳をしている人がとても多かった。
なんか悔しいけど、人間が自分のためにできることって有限だなと思った。わたしは自然の影響を自分が思う以上に受けやすい体質で、空が青いとか、緑が眩しいとか、小鳥の鳴き声とか。地球にとっては当たり前の環境が整っていないと、どんなに個人的に努力をしたところで、地球環境の影響力には勝てないと気がついた。
こんなことに気づくのに、何年かかったんだろう。自然を守るとか、ゴミのこととか、大気汚染とか、もう全部自分ごとだったわ。なんとなくやったほうがいいくらいの心構えだったけれど、全部自分の健康状態に直結するのでもっと意識したい。それでも大都市に住んでいると自分と周りの人の力だけでは解決しない環境問題も多いから、自分を良い環境へ移動させるっていうのも大事かもだなと思った。
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