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TOEIC苦手単語克服シリーズ 第一回

皆さん、こんにちは!
私は昨年末のTOEICで目標だった900点をギリギリクリアし、905点を取ることが出来ました。私のTOEIC対策において、スコアをぐーんと上げてくれたのが、かの有名な「金フレ」です!

そのなかで、
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何周しても、何度も間違えてしまう苦手な単語
語感や綴りが似てるので混同してしまう単語
日本語だと意味が同じやん?どう違うの?な単語
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それらの覚えにくい単語を紹介するシリーズを作っていきたいと思います。

第一回で取り上げる単語は、画像の通り特にひどく間違えまくっているページから選びました!

画像1

【confines】範囲、制約

金フレ例文:within the confines of the law ⇒ 法律の範囲内で

私がこれとよく混同してしまっていたのが

【constraint】制約

金フレ例文:due to time constraint ⇒ 時間の制約のため


日本語訳を見ると、どちらにも「制約」という単語が出てきます。
しかも、どちらもconという綴りで始まります(^^;

こんな時はまず、英英辞典の説明文を見てみましょう!
(※Cambridge、Oxford、LongmanあたりのWeb辞典がオススメ!)
今回はCambridgeで見てみます。

【confines】
the outer limits of something
直訳すると、「あるものの、外側の限界」ですね。

【constraint】
something that controls what you do by keeping you within particular limits
直訳すると、「特定の制限をもって、あなたの行動をコントロールするもの」です。

どちらもlimitsという単語が使われており、一見似ているようですが、constraintのほうには、"something that controls what you do"という説明が入っています。
confinesのほうが、the outer limitsと、端的に「範囲のぎりぎり外側、限界点」を指すのに対し、constraintは、「その制限によって行動がコントロールされる」ことまで含んでいるようです。

さて、次は、使われる例文を改めて見てみます。すると、

【confines】

within/beyond the confines of the city(Cambridge)
the confines of this room
the confines of human knowledge(Oxford)

【constraint】

budget constraints 予算の制約(金フレ)
financial constraints 財務上の制約(Cambridge)

という例がそれぞれ出ています。

こうして比較してみると、
*confines ⇒ シンプルに、「何かの範囲」の外側ぎりぎりを示し(まさに、the outer limits of something)
*constraint ⇒ 時間・予算・財務など、たしかに、人や組織の行動がコントロールされる要素の名詞と結びついています。(constraintも名詞なので、名詞+名詞の複合名詞となります)

ここまでくると、違いがスッキリしますね!!(やったぁ!)

今回のconfinesとconstraintのように、ぱっと見の意味や綴りの雰囲気が似ている単語は混同しやすいかと思います。
そんな時は、こうして①英英辞典の定義や例文を比較して、②例文で、使われるシチュエーションやイメージの違いを掴むのがオススメです!
違いが腑に落ちないと、いつまでも「んーこっちかな!?」と当てずっぽうに単語を選択することになってしまいます(><)

第2回目以降もこのように、混同しやすい単語や、覚えにくい単語の紹介をしていきたいと思います!

お楽しみに~(^^)

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