「書く瞑想」の要約(第1章①) NotionAI活用
書いて、整えるー「感情ジャーナル」の自己整理効果
要約の要旨
「書く瞑想」の第1章①では、内省と行動を循環させることで自分が何を求めているかに気付けること、感情ジャーナルを書くことで自分の内面を整理し、自己回復、管理できること、そして書くことによる3つの効果(気付き効果、片付け効果、自己認識効果)が紹介されている。
書く瞑想をすると何が変わるのか?
内省と行動を循環させることで、自分が何を求めているかに気付ける。
そして理想を描き、行動していくと、少しずつ心、生活、人生が変わっていく。
人生を変えていくベースになる書く手法が感情ジャーナルです。
感情は重層的で複雑に絡んでいる
頭で浮かぶものが「思考」、心に湧いてくるものが「感情」
感情は大きく3つに分けられる。
①「気分、気持ち」 気持ちいい、楽しいなど瞬間瞬間で味わう感情
②「欲求、欲望」 食べたい、寝たい、認められたいなど(欠乏欲求とも呼ぶ)
③「願望、価値観」 自分が真に望むこと、心の深い部分で願うもの
感情には様々なレベルのものがごちゃごちゃに入り組んでいるために整えることが難しい。
また、最奥の願望や価値観はその表層レベル(気分や欲望)を整えなければ顕在化しない。
書くことですべて整理されていく
書くことを習慣にすると、自己を回復、管理し、奥底に眠る願望、価値観と繋がることが出来るようになる。
心というのは、絶えず揺れ動くもので無理にコントロールしようとすると上手くいかない。
心が何に乱されているのかを言語化していくことで、心と自分が切り離される。結果、客観視してその揺れから離れることができ、メンテナンスできる。
ポイントは思考ではなく、感情にフォーカスすること。
生活の乱れがある場合も一つ一つ書き出すことで日常を客観視できる。
「習慣化の鉄則は一度に一つずつ、そして小さく始めること」です。
「私の人生の目標は何か」「私は何を求めているのか」これらは全ての人が一度あるいは何度か、ある時は静かに自分を見つめながら、ある時は苦しい不安や絶望の中で自分自身に向かって問う問いである。
自分の人生の重心となる価値観を明確にして、大切なことは何かを問うことで真の目標や生き方が見えてくる。
ただし、「真の自分とは何か」と頭の中でぐるぐる考えていても、答えは出ない。そこで書き出すことで自己との対話を進め、少しずつ気づくことが出来る。
自分の内側にある感覚や直感を言葉にして、心が反応したことを深掘りしていく。これを繰り返していくと、どんどん自分が明確になっていく。
なぜ、書くことで整理されるのか?
書くことによる3つの効果
①「気付き効果」−人生を変える洞察と着想が生まれる
人は気付きからしか変われない。
気付きには洞察と着想がある。
洞察的気づきは、生活パターンの問題や夫婦関係などの深層にある原因を見るときなどに有効である。
自分にとって深く大切なことを見通すには洞察的気付きが生まれることが必要
着想的気づきはあらゆる問題に対して、どうすればいいかという解決策がぱぁーと広がること。
試行錯誤の中で、模索し悶々とする時期を過ごしながら、孵化するように生まれるのが着想的な気付きです。
②「片付け効果」−大切なこと、不要なことが明確になる
大切なものを残し、不要なものを捨てることが片付けの極意です。心の片付けも同じです。
時間とエネルギーには限りがあるので、何に時間を使い、何をやめるのかを決めていくことが心の片付けである。
まず心の声を全部出し、基準にしたがって分けることになる。
その基準を明確にする必要がある。それを「感情基準」という。
人それぞれで答えが違うので書くことで自分を整理し、探求していく必要がある。
③「自己認識効果」−自分が深く求めていることがわかる
自分が何を求めているかを知る源は「自己認識」である。
教養を深めたりするには書物その他に頼ればよいが、他ならぬ「自己」については具体的にはどこにも書いていない。
それは自分で探し求め、自分の中から学ばねばならない。
自分をよく見つめ、自分の姿を歪みなく正確につかむためには、徹底的に自分一人で、生身の自分に向かい合う以外に方法はない。
自己認識とは「自分の内面の状態、好み、資質、直感を知ること」
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