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”節約”ではなく「支出の最適化」

今日は趣向を変えてビジネス書ではなく、ビジネス系ブログの紹介をしたいと思います。
媒体は違えど質が高いものから吸収する事は多いと思いますので、今後も本にこだわらずに発信していこうと思います。
今回は「三菱サラリーマン」さんという、「30歳で資産7000万円を形成してセミリタイアされた方」のブログから、良いなと思った箇所を2つ抜粋して紹介します。

節約ではなく、支出の最適化

三菱サラリーマンさんは節約という言葉はケチ臭いので、支出の最適化と呼んでいます。
確かに節約と聞くと、なんだか電気代を削るためにこまめにスイッチを切ったり、スーパーのチラシを見比べて一円でも安いお野菜を探したり、そんなイメージがありますよね。

しかし、支出の最適化と聞くと、なんだが資産運用にチックなニュアンスが出てきますね。言葉は言霊ですので、例えばホリエモンなんかは学習障害を多動力と言い換えたりして、肯定的なイメージを付与しました。
節約節約と言ってるとなんかどんどん貧乏くさい気持ちになってきますけど、日々支出の最適化を考えている、とか言ってたらなんか洗練されてる感じがします。

支出の最適化を通じて己の価値観と向き合う

支出の最適化つまり、節約をしていると、否が応でも自分の金銭的価値観と向き合うことになります。
これにお金使っているけど、これって必要なの?、みたいな感じで。

例えば、私は久しく大学や会社の同期の結婚式に参加していません。最初の何回かは参加していました。気まずくなるのも嫌だし、何かあった時に助けてくれるかもしれないし、と思っていましたので。

しかし、ご祝儀代3万円と同期と対価が、無理やり笑顔を作って他人の幸せ物語を鑑賞する苦痛の半日では、全く割にあっていないなと思い、同期の結婚式に参加するのは辞めました。それからは結婚式の予定が入ったスケジュールを眺める憂鬱さから解放され、快適この上ありません。
この経験を経ることで「人間関係って親族とほんの一握りの親友以外要らないんだ」という価値観を持っている自分に気づきました。

別の例ですが、私は毎朝喫茶店に行き、330円のアイスコーヒーを飲んでいます。一月にしたら約1万円!高いですよね。でも、これは辞めません。なぜなら、コーヒーを飲みながら読書をする時間は、私の幸せそのものだからです。これを削ったら不幸になります。

節約、すなわち支出の最適化は、己の芯にある価値観の周りに付いている贅肉を削ぎ落としてくれます。するとどんどん自分という存在への理解が深まります。自分という世界で最も関心のある存在を、より詳しく知れる事ほど面白いことはありません。
ぜひ、今日から支出の最適化を始めていこうではありませんか。

ちなみに支出の最適化にはまず自分が何を支出しているところを知ることから始まるので、クレジットカード利用とマネーツリーというアプリがオススメです。

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