【詩】シャボン玉
虹色のシャボン玉の中に、あの時の笑顔を入れよう
海で泳いだ あの日
誰かと手を繋いだ あの日
友達と、テーマパークで、はしゃいだ あの日
夏の夜に 花火をした あの日
可愛がってた犬や猫や小鳥たちと、過ごした あの日
割れてしまったら また作ろう
もう たくさん泣いたでしょう?
いっぱい 辛かった日を過ごしたでしょう?
人生は そういう日の方が 多いから
だから 負けないくらい 笑顔のシャボン玉を作ろう
キラキラ輝いてた日を シャボン玉に入れよう
「少ししかない」
それでもいい
数が多い少ないは 関係ないよ
まだまだ これから増やせるから
きみ専用の 羽布団を用意したよ
疲れたら ゆっくりと お眠りね
月灯りの下 何かがキミを守ってくれる
だから 安心して
おやすみなさい
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