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ずっとだ 貴女は毎晩、泣くようになっただからボクは、その涙をずっと、見つめてる 毎晩、貴…
キミが消えてしまってから僕は苦手だった家事をやる日が増えた いや、違うな増えたんじゃない…
来た訊こえたでしょう 毎晩なんだ前の路を通るとっても静かな 足音 姿は見たこと無いよ だ…
理由など判らないがあの頃の僕等は深夜になっても眠気が訪れて来ないそんな日が続くことがあっ…
息を吸ったら肺を壊しそうなあらゆる淀みを混ぜこぜにしてその場所の空気は造られていたのにキ…
ねぇ、そこのあなた。気をつけて。昨日と何かが変わってる。気づかない?説明するのは難しい。…
「何をやってるんだ、お前は」 ゆらゆらと……。「ほら、起きなさい」 ぷか〜りぷか〜り「目を開けて、ほら、レイ」 うるさいなぁ「ワシの声を聴いて、誰だか分からんのか?」 声?ワシ?あれぇ?「あれぇじゃない、こっちを見なさい」 面倒くさいけど、声の方を見た やっぱりだ 「自分の爺さんに久しぶり会ったのに、何なんだ、その面倒くさそうな顔は」 面倒くさいのがバレてる「当たり前だ、ポックリ逝くまでの何十年もレイの爺さんをやってたんだ
その老婆は、黒い衣装を身にまとい、一日中、砂浜に座り、ただ海を見ていた。毎日、その光景は…
色々な『想い』が、あちこちに散らばっている。『喜び』は、あっち『恐れ』は、そっち『嬉しさ…
あの頃のように、水中でただ漂っていれば良かった波に身を任せ、右へ左へゆ〜るりゆ〜るり浮か…