“おすすめのナントカ10選!”みたいな記事は読む価値がないという話

おじさんおばさんたちが読むインターネット、読む前から「この記事は読む価値が無いな」とわかるタイトルがあります。“ ヘッドホン・イヤホン18選 ”みたいなやつ。

アフィリエイトリンクを踏ませたいだけの記事。

そもそも「18選」って、全然選べてねぇし。中には“ 【2021年】ニンテンドースイッチのRPGおすすめ人気ソフト37選|1人でも遊べる! ゲーム編集者が徹底比較 ”なんていう、ただソフトを羅列してAmazonの商品説明みたいな文章を付け足してリンクを列挙するだけの記事も存在します。

37選って。欲深すぎる。金のためなら何でもやる。仕事だから仕方がないよね。生きていくためにはしょうがないです。わかるよ、お金は大事だもんね。自分を殺して生きていくのもまた人生。

ライフハック系や評価系のサイトで見るべき価値があるサイトはもう既にありません。一時は隆盛を誇ったのにね。上にも挙げている某サイトなんてリアル雑誌も発行していて、それっぽい実験をしつつ「広告出稿を受けていません! だから本音が書けるんです!」っていう大昔からある評価系雑誌の王道を行って大人気らしいですよ。マジちょろいっすね。

今の時代、特にゲームのお薦めなんてYoutubeやTwitchを見ればいいんですよ。Youtubeなんか「SwitchおすすめRPG10選!」みたいな動画が 山のように ありますから。実際に動いているのを見れば、良し悪しはわかるはずです。

イヤホンやらヘッドホンなんかの商品についても、実物を買ってレビューをしている人もたくさんいます。Amazonや楽天でリンクを作るだけで実際に触ってもいないのに適当なことを書いている記事よりよっぽど信用できます。

みなさんがよく見ているそのサイト、発行元を調べればろくでもない出自を抱えている会社が多いですから、調べてみてください。そろそろ判断力に衰えも見えてくるネット第一世代のみなさん、気をつけてNet Surfingしましょう!


……なんでこんな記事を書いたかと言うと、ゴミみたいな記事が検索の邪魔だと思ったからですね。僕の0.1秒を浪費するな!

例:GIZMODE『ニンテンドースイッチのおすすめアクセサリーまとめ。』

「ニンテンドー ゲームキューブ コントローラー」は、ゲームキューブコントローラーにスイッチのゲームで必要なボタンが加わった、ワイヤレス派向けのコントローラー。充電式の「Nintendo Switch Proコントローラー」と比べると、単三電池式でバイブレーションなし、amiiboのNFCスキャナー非対応といった違いがあります。ただ、スマブラ好きな人でもなかなかその差に気づかないほど標準のゲームキューブコントローラーとよく似ているほか、ニンテンドースイッチのメニュー操作やスクリーンショットの撮影などは(Joy-ConやProコントローラー同様に)やりやすいのがポイントです。

これは何が間違っているとかというと、有線コントローラーをワイヤレスと称して紹介しているところ。ほかにも間違いがたくさんあります。

なんでこんなことになったのか。実は翻訳元の記事では違うコントローラーを紹介していて、そっちはワイヤレスで問題ないのですが、日本では売っていないコントローラーでアフィリエイトできないので、適当に任天堂純正の有線コントローラーを無線と称して紹介しているというまさに守銭奴。金のためなら有線コントローラーも無線と謳う、地獄に堕ちる所業です。

他にも、標準のゲームキューブコントローラーそのものなのに「似ている」などと紹介し、ありもしないHOMEメニューボタンや撮影ボタンがあるとのたまっている点。やっつけ仕事。さすがに問題だと思います。

ゲーム好きな方ならご存知でしょうが、Switch向けに売られているゲームキューブコントローラーはドックに専用アダプターを接続しないと使えない仕様なので、結構特殊です。一般向けでない、と言っても過言ではありません。良心があるなら、アフィリエイトリンクは捨てて直して欲しいですね

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