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「忙しい」と言い訳しない

連休中、意外と色々とやることがあった。
当然、体は1つしかないなので、優先順位をつけてひとつひとつこなしていくしか無い。

ブォン…って影分身の術できればいいな…
ハーマイオニーのペンダントあったらいいな…
とか、色々昔から考えるのだけど、24時間有効に使うことしかできない。

特に、今、四苦八苦してるのが、法律に関する知識を調べて、準備することだ。
文章を書くこと自体は好きだが、ドライな人間なのか、情報もなく感情が動かないものを長々と書くのは得意では無い。
むしろ、法律でおわかりだと思うが、当然、心の傷をグリグリえぐられるような内容で辛い。

やることがいっぱい増えた時に、仕事だとやらなきゃいけないことからやれる。
ところが10連休みたいに100%フリーの時間だと、やった方が良いことというのはなかなか腰が重く、やってみたい!の方が結局勝る。

だから、きっと、
やった方が良いことを「やってみたい!」と思える心身の健康とか興味の幅の広さ
はめちゃくちゃ大事なんだなと実感した。

何より、「やってみたい!」と思うことは、言い訳をしないということでもある。
自分の意志でやってることで、時間が埋まるなら、それは自分の都合だ。

冒頭に述べた通り、体は一つ。
当然、優先順位で断らなきゃいけないことも、予定ごとに時間の制限も出てくる。
100%自分の意志で自己都合で、その結果は自分に返ってくる。
お仕事であっても、何かしら自分の意志で動かせる部分は必ずあって、その結果は自分で引き受けることになる。

そうやって考えると、
「忙しい」という言葉は、的確ではなくて、もう少し具体的に言うことができる
と改めて感じたのだ。

「忙しい」と言い訳したくなる時というのは、他の優先度の高いと自分が認識する事項が存在し、それを優先しているから今すぐは対応できなくて待ってもらったり、お断りせざるを得ないだけだ。

その優先度の範疇は必ずしも仕事や人と会う予定だけじゃない。
限りある体力を温存する時間も、将来のために勉強することも、生活を節制することも、本を読むことも、食べることも、運動することも、家を快適に整理することも、ストレスを発散することも、趣味に没頭することも、含まれる。

毎回ストレートに言う必要はないけれど、やむを得ない場合は「忙しい」ではなく、具体的に伝えられるなら伝えた方がいいなと思った。
自分の都合であれば、相手への心理的負担も減らせる。
逆に、正直に伝えて関係がこじれたり無視されたりするような相手なら、それなりの距離感になっていくのも仕方ない。

自分からは「忙しい」という言い訳を伝えるのはやめようと思う10連休だった。



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