なんども許され、なんども愛される女たち 〜"きみの鳥はうたえる”『佐知子』と、"寝ても覚めても”『朝子』 の考察〜
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異なる二人のヒロインの魔力昨今、映画館ではキラキラのJK映画が花盛りだ。
胸キュンとか、壁ドンとか、顎クイとか。
女性をときめかせる言葉は、実に甘くて理想の恋を追い求める女性達の貪欲さは、古今東西、変わらない。
しかしながら、これらJK映画の反対側では、実にシブい邦画も公開されていて、巷の映画ファンを喜ばせているから興味深い。
これらは、決して甘い物語ではないものの、リアルな女性像をあぶり出し、魅力的な女たちをスクリーンの中で羽ばたかせ