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Elton JohnのGoodbye Yellow Brick Road 聴きくらべ

エルトン・ジョンの1973年のヒット曲、Goodbye Yellow Brick Road。邦題は「黄昏のレンガ道」で、アルバムタイトルでもあります。印象的なコーラス部が耳に残っている年配の洋楽ファンの方は多いと思います。

この曲を取り上げようと思ったのは、3番目に貼ったAmrica's Got Talentのアンジェリーナ・ジョーダンが歌ったバージョンのアレンジが面白かったからです。

この番組ではオーディションに参加している人たちが歌う有名な曲のアレンジを聞くのが一つの楽しみでもあります。

オーディションを勝ち抜いて行くにつれて、歌う人やステージの大きさに合わせたアレンジになっていきます。ステージが上がるにつれてお金がかけられて、時に必要以上に華美になっていると思われることもありますけれど…時代の流れでこれからはだんだんとそういうことも無くなって行くのではないかと思っています。


まずは御本家、エルトン・ジョンです。


そして、今回検索して見つけた、サラ・バレリスのカバー。サラはアメリカ人のシンガーソングライターで女優でもあり、数々のグラミー賞ノミネートの経歴もあるそうです。

Wikipediaにはこんな記述もありました。

2011年、日本公演のため初来日。公演後、東北の地震被災地を訪れ1週間ボランティアとして瓦礫の撤去作業を行った。

不思議な感じで始まるサラのGoodbye Yellow Brick Roadをどうぞ。

親の反対を押し切って成功を夢見て都会に出てきた青年が、「僕みたいな人間の代わりならいくらでも見つかるだろう」と人間関係に傷つきながら、自分の未来はこの都会にない、故郷に帰ろうと決断した…そんな心情がよく伝わってくる歌唱だと思います。

サラのバージョンは、ストリングスつきのライブもYouTubeにありますが(個人のアップロードなので控えました)、ピアノだけのものを貼りました。曲名の検索だけですぐに見つかりますので、関心のある方は聞いてみてください。

比べてみると、AGTのアンジェリーナのカバー↓はサラのカバーという感じですね。アンジェリーナはこの時点で14歳。(訂正:13歳でした)出身はノルウェーで、母国ではプロのジャズシンガーとして人気の歌手です。既にWikipediaにも載っています。

こうしたオーディション番組に参加するのは、全くの素人の人も多いですが、時にプロや、時には海外から招かれて参加するプロもいるようです。

独特の声が大人っぽくて、ジャズやポップスの名曲を歌いこなしています。


ちなみに、「オズの魔法使い」のストーリーの中で、竜巻で見知らぬ土地に飛ばされた主人公のドロシーが故郷に戻してくれる魔女が住むエメラルドシティーへと冒険の旅をしますが、そのエメラルドシティーに通じる道が黄色いレンガ道です。

歌詞の最後は「僕の未来はこの黄色いレンガ道の向こうにあると分かった」と歌っています。


最後に再び御本家エルトンと、そしてビリー・ジョエルの登場です❣️😍

嬉しいのは私だけでしょうか❓


同じ楽曲が歌い方、アレンジで随分と雰囲気が変わりますね。



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