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【声】渡邊雄太@NBAサマーリーグ① 7/6 Nets vs Magic

 この夏、ブルックリン・ネッツのサマーリーグ・チーム・メンバーとしてサマーリーグに出場した渡邊雄太。初戦となった7/6のマジック戦試合後コメントから抜粋して紹介します。


2018/7/6 14:00 PDT
NBAサマーリーグ
 @ラスベガス コックス・パビリオン
ブルックリン・ネッツ 80ーオーランド・マジック 86

渡邊雄太
20分7秒出場
8点・4リバウンド・2アシスト・2ブロック・1ターンオーバー・3ファウル]

試合後コメント
(囲み取材の中で私が質問した部分だけ抜粋しています)

──サマーリーグ初戦、もう少しできたと思ったのはどういったところですか?
「前半に特に消極的だったというか、打てたところで変にショットフェイクして詰まったりだとか。そういう部分があったんで。そういう部分で、打てるときはしっかり打っていきたいなって思っています」
──普通の試合と違ってサマーリーグなので、チームプレーよりもアピール合戦のところもあると思うんですけれど、そのあたりのバランスがけっこう難しいところがあったということでしょうか?
「そうですね。見ていてもらったらわかると思うんですけれど、1回、他にパスを回しちゃうと基本的に返ってこないんで(笑)。ま、ただ、それは全員、同じ状況の中で、その中で自己中心的いならずに、自分のよさをどれだけアピールできるかっていう部分が…。特に僕のプレースタイルはそういう部分だと思うんで。限られた機会でいかにいいシュートを打って決めれるか。あとはディフェンスで、きょうみたいな自分より大きくて長い選手相手にどれだけやれるかっていうところを、しっかりアピールしていきたいなっていうふうに思っています」
──きょうマッチアップした相手選手は、ジョナサン・アイザック(#1)も、ウェス・アワンドゥ(#25)もNBA選手でしたが、サマーリーグという場でも、試合を通してNBA選手とマッチアップできるっていう経験はどうでしたか?
「そこはあんまり考えないようにしていたというか。相手が誰であれ、自分がやることは変わらないので。本当にすごい機会だと思いますけれど、相手がどういうよりも、自分が何をしなきゃいけないかっていうところをしっかりやっていかなきゃいけないなっていうふうに思います」
──NBA選手でも通用するっていう手ごたえのようなものは感じましたか?
「そうですね。シュートに関しては後半、チェックに来ていましたけれど、しっかり気持ちよく打てていましたし、ディフェンスでも、やられた部分もあったなかで、ブロックだったりとか、自分の得意とする部分は出せていたと思うんで。こういうできたことはしっかりまた明日につなげて、できなかったことを修正して、しっかりやっていきたいなっていうふうに思っています」

──チームからはサマーリーグを通して、役割とか、何を課題としてやるようにということは言われていますか?
「具体的なことは言われていないですけれど、前半とかでも、コーチに、『あれは打たなきゃだめだよ』ということは言われていたんで。コーチが自分に求めているのは3Pとディフェンスだと思っているんで。そこをまずやっていきたいなと思います」
──サマーリーグを日本からご両親が見に来てくれているわけですけれど、その前でプレーできたのはどうですか?
「両親に生で自分のプレーを見てもらえる機会っていうのがあんまりないんで、本当に来ていただいてありがたいですし、しっかり両親に喜んでもらえるように、明日からの試合、また頑張りたいなというふうに思っています」

■渡邊雄太■
1994年生まれ。香川県の尽誠学園卒業後、渡米。プレップスクールのセントトーマスモアでの1年の準備期間を経た後、NCAAディビジョンⅠのジョージワシントン大にバスケットボール奨学生として入学。4年間で134試合に出場(うち107試合はスターターとして出場)。今春卒業後、子供の頃からの夢だったNBA入りを目指してNBA登竜門のサマーリーグに出場中。

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