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書評 マーケティングPDCAの教科書

未来を創る朝読書
今朝も、自分を信じて未来を創った方の書籍
 
マーケティングPDCAの教科書
著 青木宏人・富松 誠

この書籍は発刊当時も書評させて頂きました。
私の中でなんどもなんども読むべき本。
読む=外化(アウトプット)し一行でも一言でも自分の血肉にします。

それが未来の一歩を形作る。

自分にとって、読書とは1冊20分で読んで20分で書評を書き、それでお付き合いが終了する書籍と、その後精読する本、なんども読む本といくつかのパターンがあります。
こちらの書籍は間違いなく3番目。

本日の目的は 青木先生の生き方をトレースすることです。
あの圧倒的な努力と熱量、そしてどこまでも謙虚な生き方。
だからこそできる安定を求めない姿勢。

この書籍に掲載されている、マーケティングの用語や実践手法。
すでに言葉の定義や、考え方は考案した経済学者やコンサルティグファームから何冊もの本になるぐらい紹介され解説されているものばかりです。

青木先生の実践手法は奇をてらったことをされるわけでもなく、短期間で売上を出すものでもない。

先生の生き方と同じ、愚直に現場に入り、データーをよみ、そこから未来につながる分析と仮説を立てる。
現実をどのように定義づけするか、どんな手法を適用するか。
そこには必ず現場のヒトの対応がある。

この書籍は、机上の解説ではなく、先生の実践の中から生まれた言葉で埋め尽くされています。
だから知識をアップデートするためではなく、自分の実践を検証するために何度でも読む価値があります。

本書の刊行を機に、先生は動画の配信も開始されました。
同業者からは、そんななんでも手の内を明かすようなことはしないほうが良いのではと助言もあるのは当然。
書籍だけでも相当公開されていますから。
 
マーケティングで悩む方の力になりたい、おそらくその一心でなさっていること。
そしてこのようなお考えでなさっている行動は、更に沢山の知識や知見となって先生のところに戻ってくる。
私はそう信じて疑いません。

本日も素敵な一日を

京都で「知的資産とビジネスモデルの専門家」として、活動しています。現在は内閣府の経営デザインシートの普及に勤めています。