一瞬で人生を変えるお金の秘密

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幸せな子金持ち・・・なんてきれいごとはあり得ない、と思っていた暗黒時代の私

 本田健さんの書籍は実はデビュー当時に2~3冊購入し、無料小冊子プレゼント企画なんかも何度か申し込み、一生懸命読みました。当時、今よりもっとネガティブでお金の不安を一杯抱えていた私は、「やっぱりこんな綺麗ごとなんかあり得ないよな~」「自分の才能を活かすなんて無理、そもそも自分には才能なんかない」と言い聞かせ、本田さんの本を読まなくなりました。

 当時読んでいた書籍にも、本田さんは、20歳の時に「30歳までに幸せで豊になろう」と決め、20代のうちに沢山のお金を稼ぎ、29歳で娘の成長に付き合うため、子育てに専念すると決めた、とありました。

 当時出版されていた本田さんの書籍には、詳しい成育歴は書かれていませんでした。ただお父さんが税理士でお金についてはお父さんから沢山教わったちありました。これだけの情報で、私は本田さんは特別恵まれた環境で育ったからこんなことができたんだ。私とは違う、私は特別大変な環境で育ったんだからできなくて当然と努力することを放棄し、お金に対するネガティブな感情を放置することにしました。

 そのころの私は、お金を使う=悪 というお母さんから手渡された図式の世界を生きていて、お金を使うたびに罪悪感に苛まれていました。お金を貯められない私は悪い女、こんなことにお金を使うなんてどういうことと、お金を使うたびに自分を責めて生きていました。

DV環境で育った本田健

 お金について税理士のお父さんから学んだという本田さん。さぞかし円満なご家庭で愛情に育まれて育たれたのだろうと想像していましたが、その真逆でした。本書の記述によれば、本田さんのお父さんは、些細なことでお母さんに暴力をふるう人でした。お母さんの口ぐせは「寝ている子お越しちゃダメよ」「自分の気持ちは口に出さないこと」「お父さんの機嫌がよくなるのを待ちましょう」だったそうです。本田さん、母親が殴られるのを防ぐため自分の夢を口に出さないようにしたと言います。

 典型的なDV家庭、機能不全家庭に育った本田さん。自分がうけた心の傷をないもののように扱っい大人になっていれば、本田さんもお父さんと同じようにDV夫になっていたかもしれません。けれど、本田さんは傷と向きあうことを選ばれました。中学生のころからお金にまつわる本を読み、20歳のことには、30歳までに幸せで豊かになろうと決めお金を稼ぐ決心をするまでに至るのです。

 私など、30代のころ、頂いたお給料に対しても「頂きすぎではないか?」と罪悪感を頂いていました。そんな感覚持つ必要もないのですが。

 本田さんによれば、お金にたいする感情は自分の両親が感じてきたものであり、両親もその両親、つまり自分からすれば祖父母のもっていた感情に由来していると書いてありました。

 だから、自分の中のネガティブな感情と向きあい、その感情を手放してゆくのは、先祖への感謝をささげることにもなるとありました。

 お金は人の思いを乗せて循環するもの、だから感謝して使いましょう、という説はきいたことある方も多いでしょう。徹底して自分と向きあい、その傷をいやしてゆくことを選択しつけれな、そういった習慣が自分のみならず、自分の両親や祖父母、そして更にあったことのない曾祖父母たち、それらのご先祖をぐるっと癒してさしあげることまでできる、ということです。

 もう一歩進んで、本田さんはいいます。

 あなたは自分のお金に注入するエネルギーに責任がある! 

 なんのこと??といぶかられるかもしれませんが、私が解釈したのは、シンプルに支払うときに感謝する。受け取る時にも感謝する。人に何かをしていただいても、していただいていなくとも、愛と感謝を示す。エネルギーを注入するとは、どんな心を籠めるのか、ただそれだけのこと。

 さて明日は🌕満月ですね。昔、およそコンサルタントなるもの月の満ち欠けなんかを気にするな!と叱られたことがありますが、月の引力が海水を動かし満潮・干潮といった現象を創る、であれば、あれほどの水量を動かす月の引力が私たちの心身や空間にもたらすエネルギーはきっと半端ないものがあるはずです。だから、満月のエネルギーを感じて、






京都で「知的資産とビジネスモデルの専門家」として、活動しています。現在は内閣府の経営デザインシートの普及に勤めています。