流れから察して感想のご準備を

今日は美容院に行った。
わりとここ一年くらい髪型を変えていない。
とても気に入っているし、わざわざ伸ばしたり、パーマをかけたりするのも、結局のところメンテナンスが必須になってめんどくさいので、ある程度の長さで一定にキープしている。
そして、20代から出てきていた白髪がいよいよ本格的なので、白髪染めもしつつ、いろいろカラーを楽しんでいる。
今日もカットとカラーをして、帰宅した。

帰って夫がおかえりーと言う。
お昼ご飯にしよう、はやく準備して。といった煽りを受ける。

…いやいやいや!!
待ってよ。美容院行って帰ってきたんだから、
なんかしら褒めなさいよ!と突っ込んだ。
あー、そうだっ!おぉ!かっこいい!

こんな会話を美容院に行くたびにしている。

夫は、私の髪型、化粧に関してほとんど変化に気づけない。
本人いわく、その変化に気づく能力を持っていないそうだ。
100歩譲って、気づけないのはいい。
でも、美容院に行ってくると家を出て、今から帰るねー!とLINEを送ってるんだからさ。
帰ってきたら、髪を褒めよう。みたいな流れを察して感想を言う準備くらいしなよと、私は思っている。本気で注意するようなことではないけど、でも、普段いろいろなことにマメな夫の完全弱点な部分がとても面白いのだ。

かつて夫になる前、
デート前に、今日は午前中にパーマかけるんだ!全然違うと思うよー!と言い、美容院の途中にも、これはびっくりすると思うー!とメッセージを送ったのに、
出会って、開口一番、じゃあ行きますか。となって、おい!待て!パーマ!さすがに分かるでしょ?!分かんないのか?!と言ったのを覚えている。
本人はとても焦って、頑張って出てきた言葉が、
おー、なんか髪がくねくねしてる。。
だった。笑
この人から定型な褒め言葉を期待するのはやめようと思った瞬間だった。

子供は完全にこちら側で、ママ、すごく素敵ー!髪がツヤツヤしてるね!キラってしてる!
と、夫の分も頑張ってくれるので、私はとても幸せな気持ちになれる。

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