原点回帰

 GW最終日、明日からの通常運転に向けてのリハビリのような日を過ごしているsumidaです。
 連休中も頭のどこかで事業のことを考え、GWまでの1か月余りをリフレクションしていました。

 先月は、セミナーを受講し、事業計画書を書き、コンサルタントの方に相談し、調べ、考え、体験し、考え、調べ、事業計画書を修正し、相談し…これを繰り返していました。
 その過程で、物事を追究していき考えが広がっていくことはよいのですが、軸がブレそうになったり、妥協しそうになったり(これ、本当に私の悪い癖です)…そして迷路へ。

 しかし、連休前に相談に乗ってもらったコンサルタントの方に、
 「えーっと、元々は何がしたいんでしたっけ?」
と問いかけられ、即答したものの、それが目の前の事業計画書とずれてきていることに気づきました。
 「あれ?だいぶ逸れてますね、私。」と苦笑い。
 するとコンサルタントの方は、
 「こういう時は原点に返った方がいいんですよね。」と微笑みながら、原点にある価値を確認する作業を一緒にしてくださいました。

 本当にそう。
 手段がいつの間にか目的になっていたり、思いの強さがニーズを置き去りにしたり…追究していくと時に短期的な視点にとらわれ、中長期的な視点が抜け落ちてしまう。
 そうならないよう、相談し、考え、少し進めて寝かせて、ブレていないか、独りよがりになっていないか点検し、また進めて寝かせて…視野を広く持って丹念に創り上げていくことの大切さを学びました。

 原点には大切な価値が詰まっている。
 だからこそ、迷ったら原点回帰。
 それが迷路を抜け出す手立てだと思います。

 そして、キャリアコンサルタントの私としては、現在相談に乗ってもらっているコンサルタントの方から学ぶことが多々あります。
 私のつたない説明の背景やその先に何があるのかを見立て、私が見えていない視座から問いかけてくださっているのがよくわかります。
 だからこそ、やりとりを経ていただく助言はとても的確であり、納得して前に進めます。
 でも、全てを助言するのではなく、エッセンスをピトッと滴下し、それが自然に浸透していくのを待つような、そんなかかわりです。
 あくまでもクライアント中心。
 ここでも原点回帰の大切さを学ばせてもらっています。

 連休明けはよりたくさん動いていこうと思います。
 動く先で発見し、考えを発展させながらも、原点を大切にしながら進んでいきたいと思います。

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