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【家ドラム】基礎のパッド練習で休符をマスター!①

こんにちは、世木です。

パッド練習って手軽にできるのがいいですよね。練習を一瞬で始められるように、私は床にごろんとスティックとパッドが置いてあります。ズボラなわけではありません、きっと(笑)

さて、パッド練習フレーズ3日目として、このような内容をツイートしました。

200810盆休み練習3-1

休符の練習です。特に今回は8分休符に着目しています。

休符って苦手にする人が多いんですが、なぜ苦手になるかというと不安だからです。

不安になるのは叩いていないからで、叩いてないところは頭の中で刻まなければいけなくなります。音がない状態で刻むというのは、体の中で明確なカウントが取れているかが如実に現れるものです。

ということはつまり、休符の練習はカウントの練習にもなるということですね。これを機に休符も楽しめるようになっちゃいましょう。

では最初の2つです。

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①は、全て「タンタタ」が基本になっています。

1小節目3拍目に8分休符が出てきますが、「タンタタ」の最初の「タン」がなくなっただけ。休符を「ウン」と歌うとすると「ウンタタ」となります。

「タンタタ」ができれば「ウンタタ」もできそうですよね。しかも右足のガイド付きです。「ドンタタ」って歌ってもOKです。

4小節目も右足に頼りまくりでいきましょう。「ドンタタ ドンタタ ドンタタ」と叩いて、最後に「タン」。

実はこの4小節目のフレーズができると、手足のコンビネーションフィルインもできるようになります。セットに座ったら、「タタ」の部分をスネアからタムに移動するだけ。最後はスネアで締める。

基礎練習の中にもフィルインネタは意外とあるものです。

次の②は「タタタン」が基本。①と同じように「タン」が8分休符になるので「タタ」で止めます。

今回はバスドラのガイドがなくなるので、「タタウン」のように、休符を「ウン」で歌っておきましょう。先ほども同じなのですが「タタ」を「ラレ」と言っておくとなお良いです。

4小節目でどんどん早くなっていってしまう場合には「ウン」が歌えていない証拠です。「ラレウン ラレウン ラレウン ラ」と歌いましょう。呪文のようですが、上達する呪文なので唱えまくりです。

それでは次のフレーズ。

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今度は「タンタタ」と「タタタン」の組み合わせになります。

③は「ドンタタ」と「タタウン」が歌えていれば楽勝ですね。よく分からなくても大丈夫です。1小節目と2小節目の最初にヒントが書いてあります。1・2拍目の8分音符の部分が消えると、3・4拍目のフレーズになるように作られています。

組み合わせ部分は「ドンタタ タタウン」と「タタウン ドンタタ」の呪文を駆使しましょう

これがちょっと難しいという方は、こちらのフレーズをやってみてください。

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③では休符がつくパターンが2連続で出てきましたが、こちらでは1回のみで練習できます。上段は③の1小節目の練習になり、下段は③の2小節目の練習です。見比べてみるとよく似ていることがわかると思います。

段階的な練習で着実に進んでいきましょう♪

④は16分音符4連打との組み合わせを練習するフレーズです。

ポイントは3小節目の4拍目。今までずっと続いてきた16分音符の流れがピタッと止まります。流れて多めに叩かないよう、動きを制御する意識をここで身につけましょう。

ちょっとずつ難易度が上がっていきます。⑤、⑥のフレーズです。

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⑤、⑥はどちらも譜面をしっかり読んでみよう!というテーマで作りました。

⑤は特に休符を大事に。

⑥は休符と共に、「タタタン」「タンタタ」の組み合わせも。

休符の練習は我慢の練習です。叩きたくなってしまうのはわかりますが、叩きたくなってしまうところは休符を歌って我慢する

休符って休むと書きますが、休んでるのは手だけで頭はフル稼働しているということを再認識していただければと思います。

最後になります!

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⑦はこれまた休符の練習。

違うのは8分の裏打ちが多めということと、その裏に8分音符単発と16分音符二つがくる2パターンがあること。

裏打ちの練習はリズムの正確性向上にもつながりますので、裏ってこういう感覚なんだと実感していただければと思います。

⑧は毎度恒例の混乱フレーズです。

3拍で循環しているフレーズなので音だけ聞いていると自分が何小節目の何拍目にいるのかが分からなくなります。カウントを歌いながら叩くことで自分の叩いている場所を把握しましょう。

ちなみにこの「カウントを歌う」というのは、本当に声に出して歌うことで、より効果がでます。声を出すという動作に脳の意識がいくので、手や足への意識が相対的に減るので、無意識により近づいた練習ができるのです。

最初は「ラレラレ ウンラレ ラレウン ラレラレ」と歌って練習し、慣れてきたら「ワン、 ツー、 スリー、 フォー」を歌いながら練習。このプロセスで確実に身につけることができます。

ということで、今回は休符の練習でした。

休符に対する不安感は「ウン」としっかり歌うことで解消されます。どんな音を叩いていても、または叩いていない休符であっても「1、2、3、4、」のカウントは常に進行していますので、これを体の中に身につければ休符は怖くありません。

今回のフレーズを使ってぜひ練習してみていただければと思います。

それでは、本日もここまでお付き合い下さいまして、ありがとうございました♪

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