「障害者雇用は社会参加、お金は二の次」
「障害者雇用はあくまで社会参加で、お金は二の次」という考えの人がいる。これ対して「いや、お金は大事。霞を食って生きてるんじゃない」と。
僕個人としては"どちらともいえる"と思ってます。
障害者雇用といってもピンキリで、正社員同様の業務や責任あるのもあれば、B型作業と変わらなかったりとか、ほんとに多種多様で一概にどうとは言えないけど…
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今僕は薄給障害者枠でまた働いてるんですが、仕事内容や業務量には満足してて、充実感を持って働けています。
"社会参加"といっても、雇用率のために無理矢理作り出した作業とかではない、意義のある業務に就けていると自分では思っています。
もともと年収200万にも満たない障害者雇用を辞め、お金とキャリアのために転職しました。結果うつ病が再発して両方とも失い、転職大失敗となったわけです。
そんなこともあり、自分で「お金は二の次」を選んだ形です。
やりがい搾取?
"搾取"されてる自覚はあります。
でも僕はチョロいので今のところ満足しています。
転職失敗してどん底を味わった結果、社会参加の喜びのハードルがくるぶしくらいになってしまいました。(いいのやら悪いのやら…)
まあこんな呑気なことを言えるのは、実家住みだからでしょう。
一人暮らしだったら、生活成り立ちません。生活掛かってたら必死です。
けど実家で「子供部屋おじさん」として生きていくのも、ある意味自分で決めた道です。
誰が「社会参加」を言うか
冒頭の引用ポスト、ツイ主さんに聞くと支援者や親に言われたとのこと。
言うなれば非当事者で、障害者雇用で働かない側の立場(の可能性が高い)です。
そうだと、言われても響かないし、嫌な気にもなります。
僕は当事者です。実際働く側です。
まだ同じ「社会参加」や「お金は二の次」を言うにしても、僕が言うほうが説得力はある気はします。
まあ結局言えることは……僕はチョロいです。