スフィンクスの謎

スフィンクスは体がライオンで顔が人間と、いう形をしていて、 魔除けの意味があるっていわれているよ。 紀元前2500年から3500年くらい前、 エジプトのナイル川の河口にあったのが エジプト文明だよ。 王様たちのお墓は、大きな大きなピラミッドだったよ。 その横に置かれているのがスフィンクスさ。 そのいくつかある中でも ギザの大スフィンクスはめっちゃすごい。 長さやく73メートル、 高さは20メートルにもなる 巨大な物。 カフーラー王のヒラミッドの参道脇にあって、 カフラー王の守護神として ピラミッドと一緒に作られたと考えられていた。 ところがだよ。 1992年にアメリカの地質学者のロバート・ショックが 大スフィンクスとその周りの石灰岩に雨水によるおびただしい侵蝕があることを見つけたんだ。 侵蝕ってね、 雨水や流れて来た水で物の形が変わっることをいうんだよ。 雨の水でスフィンクスのどこかが削られたというのだから、 そうとう長い間強い雨水にあたらなくちゃだよね。 その侵蝕部分の年代を測定してみたら・・・びっくりだよ!! なんと、カフラー王の時代より少なくとも2500年前に作られたってことがわかったというんだよ。 その侵蝕、雨水で削られた後はスフィンクスの胴体が掘られた後におきたもので、 これだけの侵蝕をおこすのに 必要な降雨があったのは 新石器時代の期限前7000年から期限前5000年の間だけだったというんだ。 そしてね、スフィンクスの頭にある美術的な細工があるのは、 本体はかなり早くに作られていたんだけど、 頭はカフラー王の時代に掘られたか、 掘り直されていたというんだよ。 他のアメリカの研究科は、 地質学てきな特徴から考えて、 大スフィンクスの侵蝕後は 紀元前1万年より前の大洪水によるもので、 このスフィンクスはエジプト王朝よりも はるか昔に作られた物だという。 この考え方には反対している研究科も多いらしいけどね。 70メートル以上もあるスフィンクスが 1万年以上も昔に作られていたかもしれないなんて、 夢があるね。すごいね。 どうやって石を運んできて、 作ったんだろうね。

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