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第6話 アシスタント・アズサ
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「これが撮影の計画だよ。16:9、3:4、スクエア、16:9、2回目の16:9はスクエアサイズでも使用可ね」
「うわぁーすごいびっしり!これも前にタケルが話した絵コンテとかネームみたいな感じ?」
「まあ設計図と言えばそうだね。計画性ほどハプニングやアドリブに耐えられる力はないですからね、フッフーッ!」
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「これ持っててくれる?」
「パネル?」
「そうさ、被写体の反射してるところをね。指示するから動かしてくれる?マグに向けてごらん」
アズサはパネルを動かした。
「もう少し右、行きすぎ、少し上」
「はいっ」
「もう少し上、うーん、ちょい左」
「はいっ、こうは?」
「うーん、もっと下、もっと左、行きすぎ!」
「やってるわ、絶妙なのね」
「そうさ、頼むよーアシスタントさん!」
「私?」
「そうだよ、あこがれのアシスタント・アズサ・アーティスティック!あら素敵!」
「『あ』ばっかり並べているわよ。分かったわ、やるわよ、カメラマンさん!」
こうして撮影は順調?に進んでいった。
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「スクエア終了っと!」
タケルは例の設計図にチェックした。
「ねぇリボンとかどう?ギフトっぽく」
「いいね!やろう」
つづく
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(作 : matutomopro )
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