よかぜちゃん

荒々

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最近の記事

青い夏を過ごして

(あっという間に夏が来た、という書き出しの文章は日の目を浴びることもなく 汗かきベソかきなんとか生きてたらもう夏は終わっていたのだった。 というわけでここにひっそりと残します。) 〜 香美町で過ごした冬は確かに寒かったし、 雪も大変だった。 しかし夏には夏の悩みがあるものだ。 じめじめとした梅雨。 一軒家で過ごす梅雨を初めて経験した、 めんどくさがりで怠惰な私。(年中無休で怠惰) どこもかしこもカビだらけにしてしまった。 (憎き湿気〜〜〜!) カビが生えないように

    • 傲慢と善良

      「傲慢と善良」を読んで 自分自身の傲慢さと性悪さを自覚した。 この本は婚活が題材になっている。 28歳を迎え未だ独身の私は共感する部分も多かったし、考えを改めなくてはと思う部分もあった。 最近は何をしてても辿り着く話題で耳が痛い。ただ、本当に読んで良かったと思った。 "皆さん、謙虚だし、自己評価が低い一方で、自己愛の方はとっても強いんです。" 私が慄いた一節だ。 私自身、その傲慢さ、謙虚さに欠けている部分はなにも恋愛に対してだけではないと思った。 口では私なんてと言

      • 生活はつづくつづける

        身近に自然がある生活は、四季を感じるというより感じようとする気持ちが芽生える。 11月に移住した。 もの寂しい秋が過ぎたらしんと冷え込む冬が来て、その過酷な冬を乗り切るために沢山の人が働いていることを知った。その人たちのおかげで不便ながらも大きくは変わらない日常を過ごせて、春がきた。どんどんと目に映る景色が色づき彩度の高いものになった。 船を漕ぐ若者のオーエス!という掛け声や耳のそばで鳴いているのではないかと錯覚するほどの鳥の囀りで目覚める。 はじめこそ自炊をしたりして

        • 健やかな暮らし

          #どこでも住めるとしたら 実際に私は海のそばで暮らしたくて 昨年末に移住した。 今の暮らしのことは一旦置いておいて 私の思い描く理想の暮らしの話をしたい。 ーーー やっぱり海のそばで暮らしたい。 そこそこ人口のいる離島も良い。 こじんまりとしていてもスーパーがあって、 どこかでタバコが買えたらそれで良い。 古い喫茶店があるとなお良い。 私が喫茶店をするという手もある。 そしたら昼はコーヒーとトーストを出し、 週末の夜はスナックにしよう。 たまには映画の上映会をし

        青い夏を過ごして

          運命というもの

          運命は信じますか? 運命的なことってそうそうない。 おとぎ話のような白馬に乗った王子様はいないし、百歩譲っても私はプリンセスじゃないしヒロインでもない。 だけど私が27年生きてきて一度だけ、 運命を感じたことがある。 こんなことあるんだみたいな出会いの話。 前回脊椎側湾症について書いた。 (それについてはこちら) 実はその話には特別な思いがある。 小学校の卒業式の練習というものがあった。 証書を貰う所作の確認である。 大きい声で返事をして、真っ直ぐ歩いて舞台に上がり、

          運命というもの