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きっと っていう言葉 あれ 社交辞令だと思ってた
さよならもはじまる
あなたに あけてもらいたかった ピアスの穴 きもちのわるい じぶんのおもいに ぞっとする
あなたと見た秋桜を どうして覚えていないのだろう あなたの肩越しに見た 白い壁を這う毛虫の…
あの夏を こじらせている
ふたたびの執行猶予 何度も 何度も 何度も追い焚きされた感情 再加熱を繰り返し 情は澱み続…
前方に赤信号 フロントガラスにカミキリムシ 赤い光に照らされながら カミキリムシの裏側をながめる バックライトにやられて 視界は赤く染まる 機械のような裏側 装置のような腹側 右前方に君が立つはずもなく さよならを言いそびれた 二年前の扉 この記事の見出し画像は kane/ケイン(美少女?)という事で @kane_03_ さんに撮影してもらったものを 野原小麦が加工しました。
一番上のボタンまで キチンと とめられた 君のカッターシャツ 几帳面さが心地よい 夏が まだ…
古いアルバムを整理していたら かわいい写真が出てきました。 かご猫です。 道の駅で 園芸売…
去年の夏に もらった 鈴虫 秋のおわりに 卵を産んで 床の間に そっと 寝かされていた 春の…
私は変わらない この場所も同じ まちの様子は変わっても 私がきちんと伝えてあげる あたらし…
あなたのことが恋しいのか あなたと過ごしたあの日々を 懐かしく思っているだけなのか いま…
たまたま 限界を 超えること なく 通り過ぎて きた だけ
空に 星は 見えません 雨は 降って いないから 知らない 見えない ひみつの場所で ふたりは 逢って いるのです