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ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会13話【みんなの夢を叶える場所】感想

 

 前回、勢いで12話までの感想を書きました。最終話の感想も書きます。


 最終話「みんなの夢を叶える場所(スクールアイドルフェスティバル)」の感想というよりかは最終話のライブの感想が主です。

 始めに少しだけ内容の話を。

 ライブの前に歩夢が侑に今回のライブは客席から見てほしいと伝えます。そして、最後のライブの前の9人の言葉、

 スクールアイドルフェスティバルはみんなの夢を叶える場所であり、虹ヶ咲はグループではなく一人一人がやりたい夢を叶えるスクールアイドルで歩き出したということ。
 一人で夢を追うことは簡単ではなく、それぞれが壁にぶつかったけれど、その度に誰かが誰かを支えて今日の大きな夢を叶えることができたということ
 私たちは一人だけど一人じゃない、今までみんなに支えてもらった分、次は私たちがみんなの夢を応援するということ。
 あなた(侑)が私を支えてくれたように、あなた(侑)には私がいるということ。
この思いは一つ、だからみんなであなた(侑)のために歌うということ。


 侑に観客席から見てほしいと言ったのは、この曲はあなた(侑)とファンに向けた応援の歌ということを強く伝えるためでしょう。今まで、12話でスクールアイドル9人の葛藤を描いてきたことの中には侑がいなかったら解決しなかったことがたくさんあります。

 もう9人の願いは叶ってる、だからこそ次は侑の番だと。

 冒頭で侑は夢のために、みんなに音楽科へ転科する話をしていました。認められてはいるが、もちろん試験があるため簡単な話ではありません。ましてや侑がピアノを初めてのは割と最近ですし。

 みんなの夢を叶える場所のみんなにはもちろん侑も含まれているということですね。最高の恩返しだ……。


 というわけでここからライブの感想。

 タイトルは「夢がここからはじまるよ」

 予想通り全員曲でしたね。とは言っても個々の想いを集めた全員曲という感じでしょうか。

 CGやダンスシーンが豊富に含まれたライブシーンももちろん好きですが、今までの回想を挟んだストーリー仕立てのような映像はもっと好きです。思い出ボムで泣いちゃうんだけど。

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 侑と9人の回想?場面入れるのずるいよ……。

ここの振り付け、それぞれのソロ曲のやつでしたね。相変わらずいい演出をしてきます。



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 そして、9人の1人ずつの映像へ。やはり特徴はそれぞれが伸ばす手の向きが異なることでしょう。

 1人1人がやりたいことは違う、全員曲なのに個人の別々の想いが詰まっています。こういうのを一貫してくれているのが虹ヶ咲の本当に素晴らしいところだと思います。


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 最後に歩夢が手を伸ばした先には誰かの手が。これは間違いなく侑でしょう。1話で離れた手が前回の12話で再び繋がったシーンは最高でした。それをまたこの場面でやってくれるの、本当そういうところなんだよな。



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 侑ちゃんめっちゃ楽しそうで好き。



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 副会長。スクールアイドルフェスティバルの承認の時もだけど有能すぎる。あとかわいい。



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 ユニットごとに分かれてるやつ。それぞれジャケットのポーズしてくれてるのいい。



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 学年ごとに分かれてるやつ。1年生と3年生はよく固まってるけど、2年生の3人が集まってるのなんか新鮮でいいですね。


 そしてライブ後、侑の言葉から始まります。

「何事も全部うまくいくなんてことはあるわけなくて、実際は後悔しちゃうことばかりなんだと思う、でも!」

 侑の言葉はまさにその通りだと思います。現にご都合主義の展開は一度もなく、何度もくじけたりしています。

 それにもかかわらず、侑は歩夢をスクールアイドルに誘い、ピアノを始めて音楽の道へと進むことを選びました。


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 その後、同好会のメンバー宛にスクールアイドルフェスティバルを見た感想をたくさんもらいます。ぜひとも第2回をしなきゃだね~って言ってたけど、これは2期のフラグということでいいですか???????


 歩夢はここで

「始めて良かったって!」

と言いました。

 これが先ほどの侑の言葉に対する答えであり、この言葉に全てが詰まっていると思います。1話でスクールアイドルを始めて、侑も歩夢も世界が広がっていきました。その結果、前回までのように大きなすれ違いもありました。

 恐らく、12話中盤までの歩夢なら「こうなるなら始めない方が良かった」とまで思っていたかもしれません。そうすれば侑が歩夢以外を見ることはそうないのですから。

 それでも、紆余曲折あって乗り越えた歩夢がここで言ったこのセリフは、本当に心の底から言っているのだなぁと感じられて泣きました。これを歩夢が言ってるというのがなあ……。


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 最後に、鍵盤に手を置いた侑が転科試験でピアノを弾き始めるシーンの寸前でお話はおしまい。

 ここで毎回のエンディングテーマである「NEO SKY,NEO MAP!」のイントロが流れるのですが、今回だけは意味が変わってきます。

 実はイントロがピアノなので侑が弾いてるような曲になるんですよね。作詞作曲は高咲侑と言っても過言ではない……。こんな綺麗な終わり方あります?

 改めて聴くと歌詞もめちゃくちゃいいんですよね。これが侑からの言葉だと考えると感慨深いものがあります。


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 エンドカードは全員のイラスト。エンディングテーマのデザインをされている人でもあり絵柄が優しくて好きです。

 というわけでラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の感想でした。

 初めはキャラの名前も知らなかったのに今では終わらないでくれ……って言っています。毎週土曜の楽しみでした。

 今まで見たアイドルアニメの中でも群を抜いて一番の出来栄えだったと思います。要所要所で見られる細かい演出や、キャラの心情をここまで掘り下げてくれたスタッフや演者に感謝しかありません。

 youtubeなどの配信サイトでTV放送と同時配信してくれるのもよかったです。最新話のアーカイブが1週間残ったり、ライブシーンのMVが見れたりして助かりました。公式チャンネルが色々投稿してくれるのありがたいです。

 最後に、素晴らしい作品を本当にありがとうございました。




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