『あなたせっかちですね』は褒め言葉
せっかちですね。と言われるとあまり良く言われている気はしませんよね。
確かに良くはないですよね。
とある出張で地下鉄の改札まで徒歩2分のホテルに宿泊したことがありました。
同行したスタッフが集合時間の30分前に連絡があり、下で待ってます。とチャットが来たため、集合時間の10分前に下に降り、予定より2本早い電車に乗りました。
田舎だったため、40分ほど突っ立ってるハメになりました。
新人の頃はこのくらいでちょうどかなとも思いますが、結果的に貴重な数十分を失ったので、その日から
「あなたせっかちだね。」と言ってます笑
今日言いたいことはこんなことではありません。
『意思決定にせっかちであれ』ということです。
とあるPOP UPをしようと試みたことがありました。
長く交渉をしましたが、話がまとまりませんでした。諦めることもできましたが、POP UPの開催は非常に重要なことでもあったので、当日に別のところに電話をして、無事にPOP UPが実現しました。
人気区画だったこともあり、一歩決断が遅ければ、何か月も間が空いてしまった可能性もありました。
こういったチャンスをものにすると、次の可能性も格段に高まります。
慎重にも大切ですが、待つだけではなかなかチャンスは降ってこない。
自分からチャンスを掴みに行くと予想以上にいい結果につながることが多いです。
ただ、即動こうにも「社員の権限がどこまで及ぶか。」「どのような意思決定プロセスか」次第で、すぐに動けないこともあります。
我々も取引相手が大企業であることが多いですが、社内決定が未達。ということで随分と長く待つことが多くあります。
よーじやは中小企業です。大企業と比較すると組織力も弱いですし、資金力もありません。社外役員の配備等のコンプライアンスも相対的には機能していません。
ただ、逆手に取ると、だからこそ意思決定のスピードにおいては勝機があるわけです。
所有と経営が一致しており、すべての責任の所在を代表者に置ける弊社だからこそ、どうしても早く決めないといけないことについてはすぐに動けるように対処することが可能です。
TV局にとってのスポンサー。スポンサーと局を結びつける広告代理店。
大企業にとっての株主。
政治団体にとっての支援団体。
会社を支える人が多ければ多いほど意思決定には時間がかかる。時には本当にやるべきことができないケースもあるのではとも思います。(私は勤めたことがないのでわかりませんが)
「豊富な資金力を得ること」と「会社がやるべきことを瞬時にやる」
前者は圧倒的に不利だからこそ、後者の優位性を活かし様々なことに取り組んで参りたいと思います。
よーじや
代表取締役 國枝 昂
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