幸福論で花を咲かせよう リアリズムと夢想家のあいだで
俺の名前は野良犬ハルキ。
ロックンロールに耽溺して持ってかれて帰れなくなった人間、いや野良犬です。
生まれた時から難病持ち、当時成功率が1%の治療に掛けて見事に生き残り…ってより産声がとんでもないしゃがれ声のシャウトだったらしく
助産師さんと自分自身にロックンロールの初期衝動とは何たるものかという永遠の問いをぶつけたところから人生は始まりました。
泣き声がね、赤ちゃんって「ウェーン」って泣くじゃないですか。
俺は「ア"ァ"ア"ー!」「ヴェェェェー!」ってドスの効いたシャウトを