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2/14 不調を自覚したら8割治ったようなもの

とはいえ調子が悪いものは悪い。まだ火曜なのに週末までのカウントダウンをしてしまうような週もあっていいよね。自分を甘やかそうとKFCのバスケットを買って帰った。半分は冷凍しようと思っていたのに気づいたらペロリ、それでも食欲はおさまらず豚汁を煮込んだが、味噌を入れようと思ったタイミングで満腹がやってきたので明日味噌を溶いて食べようと思う。

先週末あたりから謎の倦怠感に苛まれている。週末まるまる引きこもり、仕事の宿題もほったらかして自堕落な生活を送ったというのに週が明けてからもどうにも調子が出ない。頭が働かないし周囲にイラついてしまう。普段であればイラっとしても受け流せるものが受け流せない、神経がピリピリする感じ。

ヒステリーのスイッチが入った時の自分が嫌いだ。絵に描いたような交感神経優位、くっと体に力が入って心拍数が上がり、耳鳴りがする。声は上擦って鼻が詰まったような泣きそうなような声になる。出てくる言葉は論理のかけらもなく、これがロシア語にでもなろうものならもはや文章にもならず、発音はめちゃくちゃ、でも早口というひどい有様。みっともないことくらいわかっている、でも一度堰を切ったように口を開くともう止まらないのだ。わたしのそんな姿を見たことがない人は、チェーホフの『かもめ』でコースチャが自分の劇を中断した後みたいな感じだと思ってもらえれば大体合っていると思う。

そんなわけで週末が待ち遠しい、こういう時は最低限こなさなければならないことだけをやってただ静かに不調が過ぎ去るのと休みが来ることを待つ以外にない。そして退勤後に好きなものを好きなだけ食べて飲む。

とはいえ今週の「最低限やるべきこと」はなかなか難易度が高い、頭脳労働とコミュニケーションに一部クリエイティブな作業が加わる。風が吹いただけでイライラするというのに知らない人に電話したりメッセージしたりしなくちゃいけないことが多いとなると、最低限をやることさえも危うくなってくる。
天気が良いことだけが救い、でも天気が良いにもかかわらず不調であるという事実に落ち込む。

メトロのカード(Suica的なやつ)をまた落とした。どうやったら落とさずに済むのだろうか。もう何回目かもわからない。

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