進歩主義者の北朝鮮政策とは

これは、文在寅大統領のブレーンだったソウル大学のチョグク氏が、著作の中で明らかにした北朝鮮政策の翻訳。

進歩・改革陣営は北朝鮮権力の3代襲問題に対し、あらかじめしっかり立場を整理しておかなければなりません。北朝鮮が核実験験をした時、韓国の民主労働党が、北朝鮮の核兵器開発は自衛権行使という立場を明らかにして批判を受けて撤回したことがありました。

全世界進歩勢力中で、ある国の核兵器を擁護する人は誰もいないからです。
北朝鮮はなぜキム・ジョンウンに3代目世襲させたのでしょうか?
それはつまり、キム・ジョンウンではなくほかの人を立てたら権力闘争が展開し、北朝鮮体制が崩れるからでしょう。

首領中心体制で国家と社会が回り、中国のように長く見て色々な後継者を養成したり競争させることもありませんでした。

金日成と金正日の血統をつなぐ者が権力を継承する時だけ党と軍部の実力者らが互いに衝突しないで団結するでしょう。
しかし北朝鮮権力継承の論理を「理解」するのと、これを「容認」するのは完全に違います。


私たちが李秉喆-李健煕-イ・ジェヨンで三星の最高権力が継承される内部論理を「理解」するが「容認」はすることがないように。

3代世襲は南側の人々の政治的意識水準ではとうてい受け入れない現象です。
北朝鮮のエリート集団も悩まなければなりません。
このような首領中心の世襲体制波、長期的には維持が難しいでしょう。

首領崇拝問題に対する批判を、北朝鮮体制を理解することができない‘帝国主義’的または‘ブルジョア的悲観だと片付けてはいけません。
国際人権規範と社会主義的民主主義の観点でも容認されにくいものです。
それで進歩・改革陣営は南側の保守、保守陣営、北側の権力層とは違った立場を取らなければなりません。


北朝鮮体制の抑圧性を批判しながらも,北朝鮮政権を平和共存と交流のパートナーと認定して、交流のひも切らない「非北、連北路線」を取っているのです。

「進歩執権プラン」(オーマイニュース編) 197p


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